風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ラジオドラマ 6COLORS 橙

晴れていましたが、曇ってきました。
先週末はフィギュアスケートを見ていました。
真央ちゃん、町田選手、GPシリーズ中国杯、優勝、おめでとうございます!
真央ちゃんの最後のステップのところが好きです。
黒鳥の32回転のところの音楽ですよね。
真央ちゃんの白鳥、黒鳥がもっともっと羽ばたいていけますように。
それにしても若手もどんどん伸びてきて、
日本フィギュア界のなんと層の厚いこと、素晴らしいですね。
皆さん、個性的でそれぞれ魅力があるので、応援のし甲斐があります。


そして昨日ラジオドラマ、第1話「6COLORS 橙ハザード」を聞きました。
アニメみたいな始まりで、楽しくドキドキしながら、
やっぱりそういうところに落ち着く話だなあと思いながら、聞いていました。
二人ともいろんな声が出せるというか、
ちゃんと情景が浮かんでくるので、さすがですね。
でも30分で1話完結って難しいですよね。
6話あるので、カラーを折り混ぜながら、連続ものでもよかったような。
二人揃って演技力があり、それこそ情景が浮かんでくるので、
シェイクスピアの一節とか(聞きたかった!笑)、
手紙を読みあうとか、日記形式とか、そういう感じも好きなんですけど。
ただ単に鳥飼くんの告発状を読む声が好きだっていうこともありますが(笑)、
また来週を楽しみにしたいと思います。


鳥飼くんといえば、本広監督が【 ツイッター 】で、
踊るファイナルQ&Aをやっていて、鳥飼くん、小栗くんに関するものも、
みつけましたので、少し書き出してみたいと思います。
ネタばれになりますので、読みたい方だけお願いします。







踊るファイナル Q&A


Q 6年前の事件、鳥飼くんの姉という人は新谷という苗字で、
結婚したからと思っていたら、シングルマザーということだったので、
では何故、鳥飼という苗字ではなかったのか(私も疑問を持っていました)。


A 名前が鳥飼では展開しなくなるし、シングルマザーなのに名前が違う方が想像の幅で埋められると思うのです。物語は面白くなる方を選ぶのが基本ですからねw


鳥飼は少々複雑な家庭環境ですから、姉さんは腹違いとか、離れて育てられたとか想像できますね。強くなりたいから無茶苦茶、勉強して偉くなって力を手にしたかったタイプですね。本当に異常に正義感が強いタイプだから行動に出てしまったと。


Q 6年前の過去のシーンのあの風について(強風は本当の風だったんですね)。


A 小栗という男はこういう運を持っているのだと思います。特に強風の中を迎えうって歩く鳥飼は心の中がグチャグチャになっているだろうけど強烈な決意の中でまっすぐに歩き出すあの時の風は忘れられない風になりました。


苗字についてはそうなんだって思いました。
でも鳥飼は、お姉さんを慕っていたような感じがあるので、
もし腹違いとしても、離れて育ったとしても、
弟としてきっと、可愛がってもらったんだなあと思いました。
室井「被害者の母親は・・・・・」
鳥飼「姉です(歩き出す)」
室井「鳥飼・・・・・」
このシーンはもとの台本から変更されてこうなっているそうで、
(シナリオ・ガイドブックより)
でもこうやって、短く「姉です」と言って、すぐ歩き出してしまうところが、
より切なくて、苦しく哀しい彼の気持ちが伝わってきます。
その後(立ち止まり)「室井さんは何もわかってらっしゃらない」
この台詞に続きます。そして鳥飼の真実の気持ちを吐露するところ、
圧倒され、心打たれました。
そしてあの過去のシーンも印象的でしたよね。
しかも本当の風だったんですね。
「強風の中を迎えうって歩く鳥飼は、
心の中がグチャグチャになっているだろうけど、強烈な決意の中で、
まっすぐに歩き出すあの時の風は忘れられない風になりました。」
この監督さんの言葉がとても嬉しいです。そう思うと、
強風は必須だったと思うので、それが本当の風だったということは、
監督が仰るように、ちゃんといいシーンになるように、
「小栗という男はこういう運を持っているのだと思います。」
まさにそう思います。俳優さんとしての運を持っているんだと思います。
そういえば、「クローズZERO」の最後のシーン、
源治とリンダマンとの対決シーンでも、本当に、一陣の風が吹いて、
そのシーンがいいシーンになったと聞いたことがあるので、
小栗くんは風を呼ぶ人なのかもしれませんね(笑)。