風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

美しさと愛しさと気概

晴れました。風が強いです。
【 小栗くんの公式HP 】より。
舞台「あかいくらやみ〜天狗党幻譚〜」東京公演 追加チケット発売!
“前売り好評につき、2FA席(¥7,000)の追加発売が決定いたしました!
場面によっては舞台上に見えない箇所があるお席となります。
ご了承のうえご予約・ご購入ください。”


前売り好評は嬉しいですね。
今、演劇は集客が難しいと聞いたことがあるので、
よかったなあと思いました。
でも私は「お気に召すまま」初演から観ていますがすべて満席でした。
その上、通路にパイプ椅子が出ていたり、
立ち見席が出ているときもあって、凄いなあと思っていました。
そうそう「時計じかけのオレンジ」では、
赤坂 ACT シアターの動員数、新記録も出しましたよね。
素晴らしいです。
作品や演出家、共演者の方にも恵まれていますが、
小栗くんは舞台では映像と全然違った魅力で、
また次の舞台も観たいと思わせる人なんですよね。
とにかく否が応にも全身を見られるわけで、
あの細身で長身の姿が舞台に映えること、映えること。
華があって綺麗で、どれだけ惚れ惚れしたか心奪われたかわかりません。
そしてどんな役を演じても愛おしい。
あの天使か悪魔かと見紛うほどの美しいアレックスでさえ、
隠そうとしても滲み出る愛しさが、
ちゃんと伝わってくる演技でしたよね。
それから小栗旬という役者さんの気概が感じられる。
その役にというか、役者という職業に賭けているというか、
身を捧げているというか、
そういう潔さだったり気迫だったり情熱だったり、
それらを直に感じることが出来るんです。
生の舞台はやはり魅力がありますよね。
箱ごとタイムスリップするような、
今という時間が流れながらも、現実から離れていく浮遊感、
また見たこともない世界へ連れて行ってほしいと思います。