風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

リッチマン、プアウーマン in ニューヨーク

曇り空です。
昨日「リッチマン、プアウーマン in ニューヨーク」を観ました!
とてもよかったですよね。期待以上でした。徹はもう凄く凄く素敵で、
真琴も凄く凄く可愛くて、「リチプア」の世界がしっかり描かれていて、
本当に感動しました。
どのくらい感動したかというと、その後、キュンキュンして(笑)眠れなくて、
「リチプア SP」 のBlu-ray を即効予約したのに飽き足らず(笑)。


こちら、「リッチマン、プアウーマン in ニューヨーク」のBlu-ray と DVD です。

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その上、フジテレビショップで、
日向徹のストラップとSP のT シャツを買ってしまった程です(笑)。
【 フジテレビショップ リッチマン、プアウーマン 】


いつもあまりグッズは買ったことがないのですが、
ついつい買ってしまいました(笑)。
でも本当に、脚本からキャスト、スタッフ、音楽、
皆さんの「リチプア」への愛が伝わってくる物語になっていて、
とても嬉しくて、感動しました。
「変わる」というのがひとつのテーマだったでしょうか。
徹、真琴、朝比奈、会社も、自分が変わることで、
前に進むというストーリーでした。
「押し入れ」や「タオル掛け」もキーになっていましたね。
徹と真琴の一時の別れも、突飛なことを原因にせず、
日向徹だったらそうだよね〜みたいな無理ない流れで、
それは朝比奈についても、何故会社に戻ってこれたのか、
それも説得力のある描き方で、もともとこの1年9ヶ月は、
すでに書かれていたのではないかと思うほど、
キャラクターもぶれずに、生き生きと動いていて、
凄くよかったと思います。
そしてそして日向徹のなんと魅力的だったこと!
天才肌でパワーがあり、しかし偏屈で繊細でツンデレで(笑)、
その上あの格好良さ。世の女子という女子を(年齢問わず・笑)、
すべて虜にするような、もの凄い説得力を持って演じられました。
小栗くん、素晴らしい。
日向徹のそこに息付くリアルさと、誰もが胸焦がす憧憬的な日向徹を、
上手く混ぜ合わせ、小栗くんにしか演じることのできない、
唯一無二の日向徹を作り上げたと思います。
それからさとみちゃんの真琴も凄くよかったですよね。
けなげで、でも自分も高めようという意識が強く、そこが真琴らしくて、
「真琴、頑張れー」ってどんなに応援したかわかりません。
ではまた最初から感想を書きたいと思いますので、
まずは昨日の「番宣」と「ネプリーグ」から。


ゆうがなママさんが昨日のコメント欄に、
アゲるテレビ」に出演した様子を書いてくださいました(ありがとうございます)。
読んでみてくださいね。こちらの地方では放送されなかったので、
嬉しいです。中国の映画はなくなったのですね。
小栗くんらしいアゲ線グラフかなと思います(笑)。


「ネプリーグ」はちゃんとした真っ向勝負のクイズでしたね。
「ネプリーグ」よく見るのですが、運だめしのようなクイズもあるので、
本当に知識を試すようなもの、ひらめきを試すようなもの、
オーソドックスなクイズに、しっかり挑んでいたので、
よく頑張ったと思います(笑)。
インテリの佐野さんでも、迷うようなところもあったので、
あの場面で、答えるのはドキドキですよね。
私も「がんばれー」って応援して疲れました(笑)。
落ち込んだりもしていたけれど、負けは潔く認めたり、
何よりネプチューンの皆さんが優しくて、
たくさん「リチプア」の場面も流してもらえて、
喜んだりがっかりしたりとにかく小栗くんが可愛かったです!
とても楽しい番組でした。


では「リッチマン、プアウーマン in ニューヨーク」
最初から感想を書きたいと思います。長いですよ(笑)。
まずニューヨークの街がやっぱりパワーがありますよね。
ハイセンスで圧倒的な感じ。世界の中心という自負を感じさせるような街です。
そこに現れる日向徹。もう格好よかった〜!
冬でよかった。あのクラシックな仕立ての良いコートの似合うこと。
エストで少し絞ってあるのかな。とにかくラインが綺麗で完璧で、
長身で細身、長くて細い足の小栗くんにぴったりで、
とびっきり素敵な日向社長でした。
徹と会った真琴がそれはそれは嬉しそうでしたね。
日向「残念ながら、現時点では“会う”という行動以上に、
    有効なコミュニケーション手段はないな」
そして二人で歩きながら、動画で撮っているシーン、
無駄にドキドキしてしまいました(笑)。ものすごくリアルでしたよね。
本当の恋人同士の動画を、覗き見しているような感じがしませんでしたか?(笑)
手を繋いだり、ドーナッツをかじり合うところとか、
あまりに甘くて(笑)、唖然としてしまいました。
でも凄く可愛かったです。
ニューヨークのグランド・セントラル駅を歩く、
格好いい徹と可愛い真琴、とても絵になる素敵な二人でした。
日向「なんか違うな、一人前に見える」
真琴「今度は時間を止めておけるアプリ、作ってくださいね」
徹が抱きしめるとちょうど胸のところに真琴の顔がきて、
徹にうずもれて笑顔の真琴が愛しかったです。


そして東京では、ワンダー3、あいかわらず元気だなあとか、
ネクスイノベーションの活気を感じながら、
あの女性たちに囲まれて、ニタニタしていた徹の前に、
現れた真琴のシーンも面白くて可愛かったですね。
ついにひとつ屋根の下で暮らす二人。
真琴「確かめたいの。手を伸ばしたら触れる距離にあなたがいるって」
真琴の指が徹の頬に触れる。確かめるように。おでこをくっつける二人。
日向「おまえの頭はあったかいな」
その後の徹の抱きしめ方がとても優しくて、
大事に真琴を包んであげているという感じがしました。
しかし彼は日向徹だった。やっぱりそうだよね〜という、
エピソード満載で、フライパンにタオル掛け。
日向「なんだ。この不必要に生活感を押し出してくる感じは」
予測していたとおりの展開でしたね(笑)。


朝比奈と徹のシーンも好きです。
朝比奈「それともおまえ、見たこともない景色を見るのが怖いのか。
     世界を変えてやるって、本気で思ったろ。
     金も人も社会的地位も何も持っちゃいないのに。
     今のおまえは金も人も社会的地位も持ってる。
     世界を変えられる場所にいるんだよ。リアルに!
     だったらやれ。楽な方にいかずに闘えよ」
日向 「あーあ。また朝比奈に言われてやるのか。わかった。
     おまえが戻ってきてやると思えるような闘い方をしてやるよ」
拳を合わせるのは、本当に戻ってきたときにとっておくのかな。


洋服選びも、本編でもありましたが、お約束のシーンで、
華やかで可愛かったですよね。
徹の目に映るドキッとするような真琴の美しさも伝わってきました。
眠っている徹の鼻をちょこんと触る真琴。
真琴の徹への愛しさが伝わってきます。
しかし行き違う二人。言い争うシーン。真琴は泣きながら。
真琴「誰かに洋服を選んでもらって、凄い嬉しいの!
    それが自分の思った以上に似合っていたら、もっと嬉しいの!
    自分でも気付かなかった自分のいいところ、
    この人はわかってくれてたんだと思うから。
    それで新しい自分を発見するから。
    でも日向さんは人の意見なんか必要ないんですよね」
このシーン、辛いシーンでした。徹の目にも涙が滲みます。


朝比奈と真琴のネットカフェでのシーン。
プロジェクト名「oshi-ire」について。
朝比奈「前に聞いたことがある。僕の押し入れはずっと空っぽで、
     なかなかいっぱいにならなかったって。
     母親に置いていかれて、子供の頃の思い出の品が何もないからね」
真琴 「日向さん、今、凄く考えてる。朝比奈さんを傷つけた時の自分には戻らない。
     ワンダーウォールで生まれ変わった自分とも今はまた少し違う。
     じゃあ、次はどうなればいいんだって」
朝比奈「君は日向徹がもっと凄い男になるって思ってるんだな。
     俺はずっとあいつにそのままでいいと言い続けてきたけど」
真琴 「日向徹はきっともっと凄くなります。まあ、なっちゃうんですけどね。
     知らないうちに。これが」
真琴「朝比奈さんは。朝比奈さんは変わらないんですか」
この真琴の「朝比奈さんは変わらないんですか」が、
凄く心に響きました。真摯な優しい瞳で真琴は言っていて、
朝比奈さんの背中を押す言葉になったと思います。


3人の女子会(真琴・燿子・リサ)のシーンもよかったです。
真琴はウェディングドレスのベールを被ったりするシーンもあって、
やっぱりこうなったら、徹と真琴の結婚式までやってほしいですよね(笑)。
安岡くんとリサちゃんの結婚式はアットホームでとても可愛らしいものでした。
安岡くん、新郎と司会って(笑)。
でもその結婚式で真琴は徹から別れを切り出されて、
とても切ない二人でした。二人とも泣いているのに。
しかし、徹のスーツ姿のこれまた格好いいこと!
スリムでシックなスーツが凄く似合っていましたね。
白いYシャツの襟のピンが綺麗でした。


徹の窮地を救うように朝比奈の登場も格好よかったですよね。
徹のおじさんに向けたウィンクも可愛かった(笑)。
世の中を動かすエネルギーに満ち溢れているニューヨークという街に立つ、
徹と朝比奈は、その街に負けないくらいのパワーを発していて、
長身ですらりとしたとても素敵な二人でした。


みんなによってたかって(笑)徹に会うようにうながされる真琴。
徹のビデオカメラの映像を見て涙。
日向「僕は。僕はおまえを傷つける。
    だからおまえは僕の傍にいない方がいい」
朝比奈「みんな思ってるんだよ。日向徹には君しかいない」
そうなんですよ!そのとおり。早く徹に会いに行って!と、
このあたりはしっかり真琴応援団のようになっていました(笑)。


冷たい細かい雪が降る中、立っている徹。
革手袋も格好いい。真琴を見つけて咳払いが可愛い(笑)。
やっと会えた二人。
硝子越しの目の前にゆったりと川が流れるレストラン。
こちらも素敵な場所でした。
真琴「でも、でも私。けんかするなら相手はやっぱりあなたがいい。
    私、頑張って変わるから。フライパンもちゃんと洗うし、
    ダサいタオルも持ち込まない。でも完璧にはできないから。
    だから、だから、日向さんも変わってくれませんか」
やっぱり日向さんには無理、無理という真琴に。
日向「自分らしくいたいというのはつまり、過去の自分を甘やかして楽をしている。
    そう臆病者の考えだ。しかし、人間は突如として勇敢になることもある。
    わからないか。要するに・・・好きならいいんだ。
    自分を変えることなんて簡単だ。僕を何だと思ってる。
    いいか、僕は・・・」
真琴の肩に手を置いて、優しくキス。
硝子越しの光に二人は縁取られ、
徹の少しかがんだ様子が真琴への愛しさをより表します。
日向「おまえのためなら変われる」
真琴「(泣きながら)じゃあ、今、変わったとこ、1個見せて」
日向「なんだ」
真琴「名前で呼んで!」
日向「無理(即答)」
このシーン、よかったですよね〜。
名言もたくさんあります。「けんかするなら相手はやっぱりあなたがいい」
「要するに・・・好きならいいんだ」
「おまえのためなら変われる」
最後ハッピーエンドが分かっているのに、
やっぱり二人わかり合えてよかったなあって、思っちゃいますよね。
小栗くんもスーツ姿が素敵で真琴も可愛くて、
彼の心へ彼女の心へと愛が伝わるシーンでした。


それから本編のラストシーンに繋がって、
その後、また徹の部屋へ。
二人がタオル掛けのことを話すシーン、
シルエットが影絵のようでメルヘンチック。
また寝袋を投げる徹。
日向「真琴のはそれだ」
真琴(目を見張るほど喜んで)
日向「なんだ」
真琴「今、真琴って」
日向「ま・こ・と、だろ」
ソファに乗って、冷蔵庫を開けようとしていた徹を両手でふいに振り向かせて、
キスする真琴。小鳥がついばむような可愛いキス、2回。
真琴「もう1回」
日向「バカップルか」
真琴「うん!」
日向「ま・こ・と」
真琴「と・お・る。ふふ」
日向「もう1回」
可愛らしい幸せなシーンでしたね〜!
大人のキスもしてほしかったけど、
可愛いキスをたくさんしてくれたから許します(笑)。
真琴がソファに乗ると徹とちょうどいい高さになって、
その真琴を徹が抱き上げて、
幸せな二人は窓越しの柔らかい光に包まれました。
ここまで見ちゃうとやっぱり徹と真琴の結婚式も、
見たいですよね〜。もう1回SP、ないかな(笑)。
結婚式といえば、燿子さん、乃木さんの関係もなんだかいい感じで、
こちらの行く末も気になります。
山上さんも朝比奈復帰だけは撤回してくれと言っていたのに、
朝比奈に連絡を取って徹の応援に行かせたり、
山上さんもテーマ通り、変わったんですよね。
まわりの皆さんも皆キャラが立っていたのは、
「リチプア」が素敵な物語たる所以ですよね。
とにかく素敵な物語を見せてもらえて感謝です。
真琴がさとみちゃんで本当によかったですし、
こういう素敵な作品の主演が小栗くんで、
日向徹が小栗くんで本当によかったです。
前向きになれる幸せになれる愛がいっぱい詰まった素敵な物語でした。