風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

帝大生 書生 華族 詩人 将校

晴れてきましたが、まだ風は強いです。
台風、凄かったですね。こちらの地方は、
昨日の夜から今日の午前中くらいまで、風雨が強かったです。
今は晴れてきましたが、でも風はまだ台風の風です。
皆さんのところは大丈夫だったでしょうか。どうぞ気をつけてくださいね。


さて以前「夫婦善哉」を観ていると書きましたが、
先日の土曜日が最終回でした。
理屈じゃない男女の関係というか、
それがあの時代にマッチしていて、引きこまれました。
森山くん演じる柳吉はもう本当にどうしようもない男で、
最初観ていたときは「もう別れちゃえばいいのに!」って、
腹立たしい感じさえしたのですが、回を重ねるごとに、
でも別れられない二人なんだよね〜と思うようになりました。
尾野さん演じる蝶子さんが本当にぴったりで、
気風が良くて勝気で、でも寂しがり屋で人情深くて、
最後の最後に、娘さんに二人が認められて、
なんだかよかったなあと思いました。
この大正とか昭和初期は、独特の雰囲気がありますよね。
こういう時代に生きた人たちという感じも凄く伝わってきて、
この時代の作品に小栗くんも出てほしいなあと思います。
今、短髪ですし、チャンスですよね(笑)。
帝大生でも書生さんでも、華族のご子息でも、
うらぶれた詩人、小説家でも、若き将校でも、いろいろあります(笑)。
年上の美しい女性との道ならぬ恋等、
凛とした佇まいで、美しい日本語を話して、
でも情けなくて翻弄されるような、破滅的でありながら愛しいような、
そういう役も演じてほしいです。
とにかく次のお仕事が早く知りたいですよね。