風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

花沢類喫茶

雨が降っています。寒いですね。
さて世の中クリスマスモードですが、小栗ファンとしては、
来週はいよいよ小栗くんのお誕生日〜ということで、
26日までを勝手にバースデイウィークと称して(笑)、
私の拙い創作物語を(すでに書いたものですが)、またUPしていこうと思います。
花沢類がキャラクターがしっかりしているので、作りやすく、
花沢類ものが多いです。
ではおそまつながら、花沢類喫茶から(笑)。リターンズの方です。


「あれ、こんなところに喫茶店なんて、あったっけ。」
木漏れ日きらめく森の奥。尖がり屋根の可愛らしい建物が。
入ってみると、真っ白な店内。窓辺から柔らかい光が差し込み、
レースのカーテンが微かに風に揺れています。
すると背の高い、明るい茶色の髪の美しい店員さんが近寄ってきます。
優しく微笑みながら、
「それ、可愛いじゃん。着替えて大正解。」
(き、きがえたの、知ってるんですか)
席に案内されて、後ろからふっと抱きしめられ、
「ますます混乱しちゃうかな。こんなことしたら。」とメニューを渡されます。
ドキドキドキ・・・。(これは、メニューに混乱するってことでしょうか)
立ったまま、メニューを持ちながら悩んでいると、
今度はソファに押し倒されます。え〜っ!前髪が触れそう。
「あれ、なんか顔、真っ赤だよ。」
注文が決まったら、呼んでねと言われて、さっさと立ち去った店員さん。
ドキドキ感が止まらないまま、ショートケーキと紅茶を注文しました。
上品で美味しそうなケーキと、香りのいい紅茶が運ばれてきて、
これには生演奏がついているそうで(サービス?)、
その綺麗な指で、窓辺で、「カノン」をヴァイオリンで弾いてくれました。
でも突然「眠い・・・」と言い出して、演奏は中断。
ショートケーキからは、中から大きな栗が出てきて、
それを見てにっこり笑う店員さん。
「びっくりした?」
(びっくりするよ)
「だめだった?」
(だめだよ)
やっぱりショートケーキには、苺でしょと、こんこんと説得すると、
「だって、したかったんだもん。しょうがないじゃん。」
なんだかよく分からなくなってきて、お勘定をして、
帰ろうとすると、髪にキスしてくれました。
「気をつけて帰れよ。うちのヘリ、使っていいから。」
近所ですからと、ヘリコプターは丁重にお断りして、お店をあとにしました。
なんだか無駄にときめく喫茶店でした。
それからまた行きたくなって、何度も探しましたが、
見つからず、確か「花沢類喫茶」というお店だったと思うのですが・・・。


花沢類くんは本人は自覚がないかもしれませんが実は面白い子ですよね(笑)。
マイペースなところも可愛いし、
こんな喫茶店があったら、行ってみたいなと思いつつ、
対応が大変そうです。でもやっぱり行ってみたいかな(笑)。