風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ウロボロス 第3話

晴れました。風が冷たくて強いです。
ウロボロス」第3話を観ました。
なかなか迫力がありましたね。スピード感もあって、
もう結子先生は聖女ではなくなったので、いろいろこれから楽しみです。
またもたくさん人が殺されましたが、もう割り切って、
竜哉、イクオ、格好いいって見ることにしました(笑)。
昨日はなんといっても、竜哉くんが撃たれて傷つきながらも、
逃げるところが色っぽかったですよね。
それにしても逃げるのには向いていない服装だと思いました(笑)。
黒いロングコート、小栗丈(笑)の長い長いストール、
しかも人ひとり抱えながら逃げていたので大変そうでした。
階段を上がって逃げていくシーンは、
以前、工藤新一を演じたとき、黒の組織に追いかけられるシーンを、
思い出しました。
あのときは身体が元に戻りそうだったので、
「はぁ、はぁ」と息が乱れて、倒れそうになりながら、
追手から逃げていて、その後、ベッドに倒れこんだので、
新一くんの細身の身体がベッドに沈み込んで苦しむ様子は、
また一層色っぽかったんですけど。
竜哉くんは窓を背にして、息を乱しながら敵と対峙する感じになりました。
その後、イクオが真後ろに現れたとき、格好よかったですよね。
ヒーロー現るって思いました。
マネキンをコードで一斉に倒すところは、二人の共同作業が見事で、
双龍ここにありという感じでワクワクしましたね。
闇医者とのシーン、長椅子に腰かけている竜哉も格好よくて、
足の長い人しか組めない足の組み方(笑)で、格好いいなあと思って見てました。
それから深町とのシーンは、いつも面白いですね。
その上、背が窓ガラスで光が差して、竜哉を縁取り、
煙草をはさむ細くて長い指、俯きがちな瞳、
上着を脱いでベストを着た服装は、余計に足の長さが際立って、
若頭、凄く美しいですって、深町ではなくとも、命預けたくなります(笑)。
雨のシーンもよかったですね。
結子先生の衝撃的事実がイクオの口から語られたときの二人。
イクオ、竜哉、二人に激しく降り注ぐ雨がドラマチックでした。
さてあんなに傷を負いながら、イクオが助けにくるのが遅かったので、
それに触発されて、ちょっと創作。
イクオが助けに来るのが遅い編と早い編です(笑)。


「やっとお目覚めか。どうだね。気分は」
ホテルの一室、竜哉が目覚めると、
瀟洒な椅子に座らされ、もはや身動きがとれなくなっていた。
「これが噂の松江組若頭、段野竜哉か・・・」
一見紳士のごとく、しかし得体の知れない雰囲気を纏う男は、
無骨な指を竜哉の頬に滑らせた。
「綺麗な男だな。すぐ殺すのはもったいないな」
両手首の縄は硬く結ばれている。
黒髪をさらさらと糸をほぐすように触れられ、
すぐにシャツのボタンに手がかかった。
ひとつ、ふたつ、丁寧に外されていく。
少し汗ばんだ白い肌があらわになったそのとき、
「タッちゃん、助けに来たよ!」
ドアが蹴り上げられて、タクシー会社の青い制服を着たイクオが、
あ、違った、立派な刑事のイクオが入ってきた。
竜哉 「おせ〜よ」
イクオ「わりぃ、わりぃ。中の様子はあのカメラで分かってたんで、
     もうちょっとって思っちゃって。へへ」
竜哉 「へへって」
そしてその傍らで、一見紳士のごとく、
しかし得体の知れない雰囲気を纏う男は、
ひとりあっけにとられていた(チャン・チャン・笑)。


それは古い喫茶店で思いかけず出会った人。
結子先生に生き写しだった。走り書きのメモを渡す。
「これは?」
「ん。気が向いたら、この時間、ここへ来てくれ」
誰もが目を引く美しい、でもきっと堅気ではないと感じられる青年は、
しかし彼女が惹かれるのには充分すぎる相手だった。
二人は恋に落ちる。
都会の片隅、牡丹雪が降る夜。黒いロングコートが少し揺れる。
竜哉が彼女を後ろから抱きしめる。
「好きだ」
何も言わず竜哉の手を握りしめる。それが彼女の答え。
後ろから竜哉は彼女の顎をくいっと救い上げる。
唇と唇が触れるまさにそのとき、
イクオ「タッちゃん、助けに来たよ!」
竜哉 「はあ?お前、はえ〜よ」
イクオ「だって、ほら、肉体関係になる前にって」
竜哉 「キスだろ、キス、挨拶代りだよ」
イクオ「だって、彼女は松江組と敵対する竹田組の女スパイで」
竜哉 「そんなこった、もうとっくにわかってるって!」
(注・この会話は彼女を抱きしめたまま、行われています)
そんなこんなで、二人の痴話喧嘩は小一時間続きましたとさ(笑)。


はい、お粗末さまでした。
傷つきながら逃げるシーンと来週の壁ドンシーンに触発されて、
書いてみました(壁ドンシーンは出てこないのですが・笑)。
背が高いので、いわゆるあすなろ抱きの後、
少し背をかがめて、後ろからキスをする。
相手を正面を向かせずに、顎を持って横向きにして(少し仰向け)にして、
キスする方が大人っぽいと思うんです。
そんなキスシーンを小栗くんで見てみたいなあ。
綺麗でロマンチックだと思うんですよね。
類はあすなろ抱きまででしたから。
竜哉くんは会長夫人桐乃さんとは何かあるのでしょうか。
でもそんなシーンはないかな。そして囚われのシーンはあるのでしょうか。
なんでもありっぽいので、これからも期待しています!