風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

トリッキーに演じる

曇り空です。
5月1日のブログでは、皆さん、「愛してるんだけどバトン」を受け取ってくださって、
ありがとうございました!
皆さんのコメントを読ませていただくと、そうそうそうなの、
そこも素敵よね〜、そこがいいのよね〜なんて思って、
ついつい嬉しくなってしまいました。
それからきっかけがほとんどバラバラで、やはりその役ごとに、
魅力的に見せる人なんですよね。
どんな役でもその役を息づかせ、
その愛しさ、切なさが出せる役者さんだと思います。


4月29日のブログのコメント欄に、asuka さんが、
テラフォーマーズ」の初日舞台挨拶、ライブビューイングの様子を、
書いてくださいました(ありがとうございます)。
読んでみてくださいね。
いつものように、さりげなく気遣いができる優しい人ですよね。
そしてこんな記事がありました。


【「テラフォーマーズ」小栗旬がトリッキーに演じる本多博士の本編映像公開 】
三池崇史監督×伊藤英明主演による、
人気漫画の実写映画化「テラフォーマーズ」で、
小栗旬がトリッキーに演じる本多晃博士の本編映像が公開された。
火星で異常進化を遂げ、「テラフォーマー」と化したある生物を駆除するため、
火星へ派遣された15人の人間たちの壮絶な戦いを描くSFアクション。
小栗は、天才的頭脳と奇抜なファッションセンスを持ち、
尊大で無慈悲な科学者の本多晃を演じている。
原作の異なるキャラクターになった映画版の本多博士は、
小栗が演じることを想定して三池監督が設定したという。
公開された映像では、「やあ、堂島くん」と火星にいる堂島啓介(加藤雅也)と、
通信する本多の姿が映し出されている。
本多は、お気に入りのファッションを自慢すべく決めポーズをとってから話を始め、
「い〜ねっ、いいね、いいね」と悶えながら、
「このミッションが成功すれば、日本はほかの国を圧する技術を確立する!」と、
ひとり喜びをかみしめる。
一方的にハイテンションに話を終えた本多は、
「堂島くん。君の肩に日本国の浮沈がかかっているというわけだ。
じゃあ、よろしく」と通信を終える。
これまでにも様々なキャラクターを演じきってきた小栗ならではの、
クセのある本多の様子をうかがい知ることができる。
本多は、小町小吉(伊藤)ら15人のワケあり日本人を、
言葉巧みに火星移住計画に巻き込んだ人物で、
火星に順応するためと称し、
小町たちに危険な手術「バグズオペレーション」を施す。
その手術によって昆虫の遺伝子を組み込まれた小町らは、
昆虫の特性を宿した肉体に変異し、テラフォーマーと戦いを繰り広げる。


トリッキーな本多博士、見てみたかったです。
虫に変異じゃなかったら、観に行けたのになあと思って、
たとえばたぬきに変異とか(笑)。
それも実写のたぬきじゃなくて、変異してからはアニメになって、
アニメと実写の本多博士との共演で、
それなら観ることができたかなと思います。
可愛らしい「テラフォーマーズ」どうでしょう(笑)。
でもエキセントリックな役は、あのカッパさん以来?
そうそう、また「アリス・イン・ワンダーランド」の新作が公開されるそうですが、
2013年9月に、こんなブログを書きました。


エキセントリックな役って、小栗くん、あまりないですよね。
時計じかけのオレンジ」のアレックスくらいかな。
ジョニー・デップが演じた、
チャーリーとチョコレート工場」のウィリーとか、
アリス・イン・ワンダーランド」の帽子屋さんとか、
ちょっと小栗くんで観てみたいような気がするのですが、
帽子屋さんとか素敵じゃないですか。
細身で紳士でフェミニストで、
ちょっといっちゃってて、でもちょっぴり切ないような、
たとえばこんな台詞。


「あなたはいつもそんなふうにやってるの?」アリスがきくと、
帽子屋は悲しそうに頭をふってね。
「それがねえ、この三月にけんかしちまってさ。ほら、こいつが、
 浮かれだすちょっと前(といって、スプーンでウカレウサギをゆびさし)、
 ハートの女王さま主催のコンサートで、おれが唄を歌わされちゃったんだ。
“チカチカひかるコウモリさん
 いったいどこにいるのやら”
 この唄、知ってるだろ?」
「にてるのなら、きいたことあるけど」
「つづきがあるよ、ね。こんなふうなの。
“はるかなお空とんでゆく
 銀のおぼんにそっくりだ
 チカチカ ピッカピカ”」


ぐっと細身で美しく演じてほしいかな。
でも何より今期は、これから重い映画が続くので、
(それはそれでとてもとても楽しみなのですが)、
連続ドラマで、そろそろ軽やかで甘いラブストーリーを観たいです(笑)。