風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

映画 ミュージアム 感想

よく晴れました。暖かい一日でした。
【 小栗くんの公式HP 】より。
小栗くん、17日「アメトーク」に出演です。


さて<ゴチになります>は、
岡村さんとイチャイチャしたり(凄い腹筋運動でした)、
格好良くて可愛くて、ぎりぎり抜けて(笑)、よかったですね。
小栗くんが食べた和栗(笑)のティラミスが美味しそうでした。
尾野さんが、面白い上にトップ通過で、凄かったです。


オールナイトニッポン>は記事になっています。
【「小栗旬のオールナイトニッポン」に野村周平、ワンオクTaka、大友啓史出演 】
昨日11月11日25時より、ニッポン放送で「小栗旬のオールナイトニッポン〜映画『ミュージアム』公開前夜祭〜」がオンエアされた。
これは、本日11月12日に封切られた「ミュージアム」の主演・小栗旬がパーソナリティを務める2時間の特別ラジオ番組。2010年までオールナイトニッポンでレギュラーを持っていた小栗が同番組に復帰を果たした。
番組には同作で共演した野村周平、監督の大友啓史、主題歌を担当したONE OK ROCKのボーカルTakaが出演。リスナーの質問に答えるかたちで、過酷だったという撮影現場でのエピソードや、「ワクワクするほど本当にカッコいい!」と小栗らが絶賛する主題歌「Taking Off」の誕生秘話を語った。
また小栗は自身がサプライズ登壇した試写会や第29回東京国際映画祭について「ドッキリ、大好きなんですよ。気合いを入れて、唐突にそのお客さんのためにだけに仕掛けたい」とコメント。その言葉に東京国際映画祭の舞台挨拶に参加した大友は「本当にビックリさせられた。そういえば、あの日は関係者の様子がおかしかったんだ」と振り返る。
番組では、同作で“殺人アーティスト・カエル男”に扮した妻夫木聡からのビデオコメントも流され、自身の失敗談や小栗の暴露話を披露した。
作品について野村は「衝撃のスリラーエンターテイメント! 観たことない、聞いたことない作品になっています。ぜひ皆さんに観てほしいです」とアピール。大友は「いろんな世代の方が、いろんな見方ができる作品。深いドラマを意識して作りました。ハラハラドキドキの展開に悲鳴を上げて、それぞれ何かしらの感想を持ち帰ってほしい」と述べ、Takaは「とにかく俳優さんたちの演技がヤバかった! 観終わった最後に、『よかったな』と思ってもらえるように意識した曲に仕上げました」と語った。
番組の最後に小栗は「この時間はさすがにキツいと思ったけど、2時間もしゃべるとテンション上がるね。今日はこんな感じのギリギリトークでしたが、今度はクリーンな内容を目指して、食レポありの午後3時にでもラジオにまた戻ってきたいね」と笑い、「そして、いよいよ本日公開! がんばったのでぜひ観てほしいです」と述べ、番組を締めくくった。


4人の写真がとってもいいですね!小栗くん、笑顔が可愛い。
私は一応、午前1時からLINE LIVE で20分程聞いたのですが、
それが限界でした(笑)。今日、ネットで聞きました。
大友監督が、助監督のとき、大河ドラマでの佐吉役に、
小栗くん(14歳頃)を押してくれた話とか、
NHK の「エル・ポポラッチがゆく」のとき、
電気屋のこうた役(小栗くんが21、2歳の頃)でまた出会い、
小栗くんは、NHK にもこんな変わった監督がいるんだと思ったこと。
ミュージアム」は家族のドラマ、絆を意識して撮った部分もあって、
小栗くんが父親になったところだったので、タイミングがよかったこと。
台詞の覚え方について、小栗くんは2回くらい読んで、視覚で覚える。
頭の中に台本が入っていて、めくっている(凄い!)。
小栗くんも野村くんも寂しがりや等々。
いろいろなお話が出たところで、
最後「よい夜明けをお迎えください。小栗旬でした。バイバイ」を、
久しぶりに聞けて嬉しかったです。


その「ミュージアム」今日から公開になりました。
日舞台挨拶の記事が出ています。
【 小栗旬と妻夫木聡の前で野村周平がいい子ぶりっこ!?「ミュージアム」初日舞台挨拶 】
ミュージアム」の初日舞台挨拶が本日11月12日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、キャストの小栗旬妻夫木聡尾野真千子野村周平、監督の大友啓史が登壇した。
小栗は「何事もなく初日を迎えられてよかった。(沢村は)今までやってきた中でもチャレンジさせてもらったキャラクター」と思いを述べる。「『小栗くんとならやる』と言って引き受けた」と本作について説明した大友は「クライマックスのシーンはなかなか巡り会えないような強度のある芝居で、ハアハア言いながら興奮して撮った」と撮影を振り返る。
「僕は楽しかった」と話し始めた野村は「文句なんて一切出てこない。監督には感謝しかない。みんな『刑にしてやろう』とか言っているけど、そんなこと到底言えない」といい子ぶって、登壇者と観客の笑いを誘う。撮影の様子について聞かれた小栗は「新潟で撮影していたので、ごはんがおいしかった。妻夫木くんが連れて行ってくれたお寿司屋さんがよかった」とほのぼのするエピソードを語った。
最後の挨拶を振られた小栗が「渾身の一作ができあがったと思っています。多くの方に作品を観ていただきたいですし、愛していただける作品になったら」と述べ、イベントに幕を引いた。


【「ミュージアム」初日舞台挨拶 フォトギャラリー 】


皆、楽しそうで、格好いい人、揃いぶみですね(笑)。
何より、映画の出来に自信を持っている様子が伺えて、
期待が高まりました。


そして私も今日、観てきました、「ミュージアム」。
なんだかもう息詰まる2時間で、役者さんたちの演技に圧倒されました。
スピード感、疾走感、しかしどんよりした空気、
不気味な湿っぽさは、リアルに伝わってきて、
私はどうしても、猟奇系が苦手なので、
そういうシーンがくると、目をそらしたりしていたのですが、
それでも、画面から血の匂いがしてくるような、
そういう雰囲気の映画でした。
それからアクションが、重量感があるというか、
沢村刑事と車、カエル男との格闘等、
こちらが声をあげてしまいそうになるくらい、迫力がありました。
大友監督が、小栗くんの身体能力を高く評価していましたが、
それは存分に発揮されていて、
映画を観終わった後、冷静になって考えてみましたが、
小栗くん、和製007とか出来そうだなと思いました。
沢村刑事は、これでもかというほどに、
痛めつけられ、追い込まれていくので、
小栗くんも言っていましたが、
今まで見たこともないような彼の表情を見られて、引き込まれます。
いまさらながら、長身で手足が長いので、
歩く、走る、転がる等、動きがあると凄く映えて格好よく、
予告にもありましたが、車が横転して、
粉々になったフロントガラスにまみれた、
気を失った沢村刑事、その長い睫毛も美しかったです。
いろいろと命がけで、こちらも息が出来ないようなシーンが続いて、
観た後、疲労感があるくらいでした。
エンドロールで流れた、ONE OK ROCK の「Taking Off」は、
オールナイトニッポン」で野村くんが洗い流してくれるような曲と、
表現していましたが、そのとおりで、凄くよかったです。
何しろ、今までの小栗くんの出演作品とは、
全然毛色が違う作品で、改めて大人の雰囲気というか、
煙草を吸って、ご飯を食べて、仕事に行ってという、
日常を感じる沢村刑事が質感として、リアルに伝わってくるような、
また小栗くんの違う面が、感じられた作品だと思います。
それではここからはネタバレになりますので、
読みたい方だけお願いします。










ミュージアム         大友啓史監督作品
                 沢村久志 小栗旬
                 沢村遥   尾野真千子


なんといっても、一番凄かったシーンは、
カエル男(子供を抱えている)、沢村刑事、妻遥のシーンで、
「え?え?どうする?そんな!」と思わず叫んでしまいそうな、
その結末には悲鳴をあげてしまいそうになって、
今、思い出しても、ドキドキします。
でもここが一番、愛を感じるシーンでした。
悲しみもぐちゃぐちゃに混じった、怒涛のような命がけの愛で、
小栗くんと尾野さんの二人の演技に圧倒されました。
最後の決断のスピード感も、
小栗くんならではの身体能力が活かされた、
素晴らしい持っていかれ方で、この作品のクライマックスを、
見事に引き締めていたと思います。
そして最後の最後の子供のシーンは、そういう壮絶な体験をしてしまうと、
カエル男のように自分も繰り返してしまうのかという危うさを感じて、
ざわざわしました。
エンドロールの曲で、救われましたが。
今はこういう世の中ですし、裁判員裁判のことも描かれていて、
考えさせられる部分も多くありました。
でも単純かもしれませんが、壮絶な体験もしてしまった家族ですが、
この後、沢村一家には幸せになってほしいと思いました。