風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

大河ドラマ 鎌倉殿の13人 第11回

よく晴れた一日でした。

去年の夏頃、私はゲーム「ウマ娘プリティーダービー」をやっていますと、

書いたのですが、そのウマ娘と競馬を取り上げた番組が昨日の深夜に、

放送されました。

「アニソンプレミアム ウマ娘✖️競馬SP」

私はオグリキャップのファンなので、

(リアルタイムで有馬記念のラストランを見てからです)

そのオグリキャップのことを取り上げてくださって嬉しかったです。

武豊さんがゲストで出演されていたのですが、

その有馬記念のラストランの時、走る前にオグリキャップへ、

「君はオグリキャップだろ?」と語りかけ鼓舞したこと。

オグリキャップ担当の声優さんから、ウマ娘になったオグリキャップに、

ここだけは大事に演じて欲しいというところ、ありますか?という質問に、

「当時の競馬ファンからすると、宝物のような馬だった。

そういう想いを感じていただければ嬉しい」という武さんの答えに、

その声優さんも泣きそうと言われていましたが、私も心にグッときて泣きそうでした。

「宝物のような馬」って素敵ですよね。

武さんは「まさかオグリキャップとしゃべれるなんて」とも仰っていて、

おちゃめで楽しそうな武さんでした(笑)。

声優さん達の歌も可愛らしくて良かったです。

ウマ娘、私はゲームは下手なのですが、下手なりに、

オグリキャップには5回「ウマぴょい」を歌ってもらったので、満足です(笑)。

ゲームをやっては実際の馬のレース動画を見たり、楽しんでいます。

さて馬のオグリのお話が長くなってしまいましたが、

人間の小栗くんのお話にいきますね(笑)。

 

「鎌倉殿の13人」第11回を観ました。

導入部からポンコツ義時全開で、

実衣から「兄上は昔から八重さんがお好きでしたから」と言われ、

「知っていたのか」と驚く義時。おそらく全人類が知っていると思います(笑)。

八重さんが義時のことをどう思っているのかと問われ、

「それは心配ない。あの人は私のことをとても頼りにしている」と、

涼しい顔で言っていて、いよいよ八重さんに、

それははっきりくっきりしっかりと「お断りいたします!」と言われて、

唖然とした義時の顔に、重なるような壮大なBGM!(そこ、そんな音楽いる?)

そのままタイトルクレジットへ。えー!このまま、そんな〜って思いました(笑)。

その後は安達の懐に顔を埋めて人目も憚らずに泣く義時に、

通りがかった義村が、「フラれてからが勝負。だがお前の勝負は詰んでる」と、

カッコつけながら言っていましたが、どっちもどっちというか似たもの同士というか、

今週の義時くんと義村くんはこんな感じでした(笑)。

他には全成と実衣。実衣ちゃん、先週赤が似合うと言われて、

今週はこれでもかという赤い着物でしたが(笑)、そんな二人の関係が、

微笑ましかったです。

相変わらず和田殿も可愛らしいし、政子も美しかったのですが、

こういう明るくて楽しい部分が救いになるような、

後半は悲しく残酷な物語でした。

文武両道の義円は聡明で穏やかで、しかし義経の策略に嵌り、

天魔王、2回のみの出演で残念でしたね。

そして八重と父上のお話が本当に悲しくて、

じさまと義時の対話も優しくて慈愛に満ちていて、とても心に沁みました。

この時代の残酷さ、恐ろしさ、理不尽さ、無慈悲さ、

今や右腕となった義時が頼朝に楯突くところも心が締め付けられました。

こういう時代を全て受け止め、生きていく義時。

可愛くてポンコツな義時がきっと懐かしくなる、

そんなときが来ることが恐ろしくなるような第11回でした。