風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

鎌倉殿の13人 ドラマアカデミー賞最優秀作品賞受賞

小雨が降っていましたが晴れてきました。

「鎌倉殿の13人」がドラマアカデミー賞において最優秀作品賞に輝きました。

おめでとうございます!

<ドラマアカデミー賞>最優秀作品賞は「鎌倉殿の13人」

「小栗さんは執権そのもののオーラを放ち、現場を牽引してくれた」

https://news.yahoo.co.jp/articles/bfda0a920411b41271c93d4711ade8983db539af

第114回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞では、小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)が最優秀作品賞を受賞。3度目の大河執筆となった三谷幸喜氏が、武士の世を盤石にした鎌倉幕府第2代執権・北条義時(小栗)を描き、「喜劇と悲劇、史実とフィクションのブレンドが天才的」「武士の時代の残酷さを描き切った」と絶賛された。

受賞インタビューでは制作統括の清水拓哉氏と尾崎裕和氏が、「大河ドラマ真田丸』(2016年NHK総合ほか)のときは受賞ならず、念願の作品賞です」(清水氏)、「本当に幅広い層に見ていただき、放送中から愛されているという実感がありました。普段はドラマを見ない人からも『見ていて楽しかったよ。1年間ありがとう』という言葉をもらいましたね」(尾崎氏)と喜びのコメント。

義時を演じた小栗は、主演男優賞部門で2位と惜しくも受賞はならなかったが、「死にざまも圧巻だった」「前半と後半で完全に別人だった」と多くの票を集めた。清水氏は、「執権そのもののオーラを放ち、現場を牽引してくれましたね。衝撃の最終回では義時が毒を盛られ弱っていく様子を演じるために断食までしたそうで、義時の人生やシビアな歴史を表現し切ったところが、さすがでした」と、鬼気迫る演技を振り返った。

 

ザテレビジョンドラマアカデミー賞のHPにもいろいろなインタビューが載っています。

https://thetv.jp/feature/drama-academy/114/awards/

作品賞について

主人公の北条義時小栗旬さんへの評価も高く、主演男優賞部門でも上位でした。

小栗さんの演技はいかがでしたか。

尾崎氏:やはり1年間、義時を演じ通し、序盤の伊豆の若者の小四郎に過ぎなかったところから、最後、権力の頂点に立つまでの変化が素晴らしかったですね。それこそが大河ドラマの醍醐味で、ラストシーンを見た後に第1話を見返してくれた人は、登場時の小栗さんはこんな感じだったと思うと胸がキュンとしたのではないでしょうか。

清水氏:終盤はもう執権・義時でしかないオーラがあり、みんなで小栗さんにしがみつくように撮影していました。最終話回は三谷幸喜さんがすごく衝撃的な台本を書いてくれたので、これはぜひ見てもらいたいと思って宣伝した結果、ハードルが上がってしまったんですが、そんな中、小栗さんと政子役の小池栄子さんが見事に着地を決めてくれました。難易度の高いシーンなのに、政子と義時のやり取りを誤解されないよう、かつ嫌な後味を残さずに演じてくれましたね。

私は現場で義時がのたうち回ってパタンと倒れる小栗さんの体の動きを伴った音を生で聞いていたので、胸が締めつけられ、今でもその音が耳から離れないぐらいです。そうして義時の人生や鎌倉時代のシビアな歴史というものを表現しきった小栗さんは、やはりすごかった。クランクアップ間近、最後の週では義時が毒を盛られ弱っていく状態を演じたので、その週は断食したそうで、ご本人いわく「付け焼き刃だけど」ということでしたが、見るからに悲壮感が漂っていてリアルでしたね。

 

主演男優賞について

第2位小栗旬 

(読者票・第2位小栗旬 審査員票・第1位小栗旬 TV記者票・第1位小栗旬

2位は鎌倉幕府の執権役で大河ドラマに主演した小栗旬。「最初の自信なさげな義時から、強くなりダークサイドに落ちていく過程を1年かけて変化をつけ演じ通した」と拍手喝采

伊豆の弱小豪族の次男坊だったが源頼朝の側近となり、2代目執権まで上り詰めた北条義時役。優しい青年から次第にダークサイドへと落ちていき、強くて恐ろしい男へと変貌を遂げていく姿を見事に演じ、「死にざまも圧巻だった」「前半と後半で完全に別人だった」との声が上がった。

 

脚本賞について

三谷幸喜さんが受賞。おめでとうございます!

脚本賞を頂けたのはもちろんうれしいですが、「鎌倉殿の13人」が評価されたのは、演出チームをはじめとした優れたスタッフの皆さん、そして俳優陣、そしてそれをまとめていくプロデューサーの力が大きかった気がします。チームが一丸となって「これまでにない大河を作るんだ」という高い志の下、頑張った成果。僕はその設計図を書いただけのこと。だから作品賞を頂けたことが何よりもうれしい。皆さん、脚本を褒めてくださるけど、あの時代が面白かっただけのことですからね。

小栗旬さんは主演が決まったときから、彼なら北条義時の青年期から晩年まで完璧に北条義時の人生を演じられると僕は確信していました。ご本人は特に後半、どう演じればいいのか悩んでらっしゃったみたいだけれど、僕に不安はなかったですね。

最終回のラストシーンはちょっと冒険でした。あんな終わり方をするドラマってあんまりないでしょう。演じる2人もプレッシャーだったと思う。でも1年間演じ続け、とことんまで役を深めていった小栗さんと小池栄子さん(政子役)に、2人でなければ到達しない場所に行ってほしいという思いがありました。脚本家からのお礼です。

 

なんといっても最優秀作品賞の受賞が嬉しいですよね!

携わった皆さんが報われたと思います。本当におめでとうございます!

インタビューでは清水氏の言葉がリアルというか生々しいというか、

「私は現場で義時がのたうち回ってパタンと倒れる小栗さんの体の動きを伴った音を生で聞いていたので、胸が締めつけられ、今でもその音が耳から離れないぐらいです。そうして義時の人生や鎌倉時代のシビアな歴史というものを表現しきった小栗さんは、やはりすごかった。」

「音を生で」〜本当に凄いです。その言葉にこちらも胸が締め付けられます。

「みんなで小栗さんにしがみつくように撮影していました」も、

現場の様子が伝わってきます。

そして主演男優賞、惜しかったですよね。審査員票、TV記者票が1位は誇らしいです。

まさに前半と後半で完全に別人でしたよね。小栗くん、素晴らしいです!

そして三谷さんの言葉。携わった皆さんへの賛辞が嬉しいのと、

小栗くんへの信頼が凄く感じ取れて嬉しいです。

最終回のラストシーンについて、

「2人でなければ到達しない場所に行ってほしいという思いがありました。脚本家からのお礼です。」

信頼と期待と、温かくて素敵な言葉だなあと思いました。

「鎌倉殿の13人」最優秀作品賞、本当におめでとうございます!

小栗くん主演の作品がこんなにも熱意を持って、皆さんから愛されること、

そして高い評価も得たことは本当に良かったなあ、嬉しいことだなあと思いました。

小栗くんと「鎌倉殿の13人」との出会いに感謝!

1年間の素敵な時間、ありがとうございました。