風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

どうする家康 最終回

よく晴れました。寒い日になりました。

昨日「どうする家康」最終回を観ました。

小栗くんの南光坊天海役、凄かったですね!驚きました。

小栗くんが微塵も残っていなかった(笑)。

老けメークも素晴らしかったのですが、それに説得力を持たせるべく、

姿勢、歩き方はもちろん目の輝きさえも鈍く感じるような、

声もしわがれているような、本当に見事でした。

そして何より頑固者の雰囲気が、とてもよく出ていて、

これは一筋縄ではいかないお坊さんだなあと(笑)、

小栗くんが楽しそうに演じているのも伝わってきました。

最終回全体としては、茶々様が格好良かったです。

後半はハッピーな最終回だなあと思いました。

そういえば新聞の番組欄、松本くんの次に名前が書いてあったことも、

驚きました(笑)。

天海役を演じた小栗くんについての記事です。

 

「どうする家康」最終回「誰?」天海・小栗旬

“老けメーク”ネット驚き!登場2分も大河3作橋渡し話題

https://news.yahoo.co.jp/articles/4044c49d640993eef54800b7d468fc5467f2feb0

嵐の松本潤(40)が主演を務めたNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は17日、15分拡大で最終回(第48話)「神の君へ」が放送され、完結した。俳優の小栗旬(40)がサプライズゲストとして高僧・南光坊天海役で登場。大河出演は北条義時役で主演を務めた前作「鎌倉殿の13人」に続き、2年連続9回目となった。大河主演俳優が翌年作品最終回に登場するのは異例。前日16日に出演発表されたものの、かつら制作に3週間、当日3時間かかるという老けメーク(特殊メーク)を施した小栗の姿に、SNS上には「誰?w」などと驚きの声が続出。出演は一連の1シーン約2分ながら大反響を呼んだ。

徳川秀忠森崎ウィン)は「天海よ、立派な話ばかり残すというのも、いかがなものか」。天海は「世間では、狡猾で恐ろしい狸と、憎悪する輩も多ございます。かの源頼朝公にしたって、実のところはどんな奴か分かりゃしねえ」と「源氏物語 夕顔」「吾妻鑑」を手に取りながら「周りがしかと称えて、語り継いできたからこそ今日(こんにち)、すべての武家の憧れとなっておるわけで」。秀忠が「だがのう、人は誰しも間違ったり、過ちを犯したりするもので…」と語るのを制し、天海は「人ではありませぬ。大権現!」――。

SNS上には「事前告知がなかったら、分からなかったかも」「小栗旬だと分かった瞬間、声が出たわw」「特殊メイクが凄すぎて小栗旬には見えない。源頼朝がどんな奴か分からないと言っていたけど、去年の君は傍にいたでしょ」「源氏物語吾妻鏡のさりげない演出、小栗旬の強烈な頼朝評は面白かった」などの声が続出。昨年の「鎌倉殿の13人」→今年の「どうする家康」→紫式部を主人公とした来年の「光る君へ」と“大河3作の橋渡し役”も担った。

 

小栗旬が「どうする家康」で“大河と大河の橋渡し”「つなげる役も果たせたのかな」

https://news.yahoo.co.jp/articles/983d70cb000034569d7f5a520bbaf8897d1443dd

12月17日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演した小栗旬よりコメントが寄せられた。

◆1年ぶりに大河ドラマの撮影スタジオに入って

もちろん、スタジオは同じなので「懐かしいな」と感じましたけど、当然ながら中のセットの感じはずいぶん違うので、なんだか不思議な気持ちになりました。

◆天海役で出演するにあたっての準備

僕が主演を務めた『鎌倉殿の13人』の最終回、松本潤くんに出てもらったので、以前から制作陣に、何かしらの形で出てくれたらうれしいとは言われていたんです。ですから、最後の最後でオファーをいただいて出演できるのはうれしいなと思ってお受けしました。ただ実を言うと、天海がこの時代にはかなりの高齢だということを、僕がいまいちわかっていなくて。かつらやメークを合わせていくうちに「果たしてこれは、私であるべき役なんだろうか?」っていうクエスチョンが浮かんだまま、撮影当日にたどり着きました(笑)。でも、お気づきになった方もいらっしゃると思いますが、劇中で「源氏物語」と「吾妻鏡」を持たせていただけたので、大河と大河の橋渡しと言いますか、何かしらつなげる役割も果たせたのかなと思っています。

◆思わぬ老け役を実際に演じてみて

見た目、ほぼほぼ誰だかわからない感じだったので、その見た目を利用するというわけではないですけど、自由に楽しくお芝居させてもらいました。そのほうが面白くなるかなと。義時は役柄上、我慢の芝居のほうが多かったから、今回は当時できなかったほうの振り幅で演じさせていただきました。果たして、皆さんが思い描く南光坊天海だったかどうかはわからないんですが(笑)。

◆視聴者へメッセージ

脈々と受け継がれてきた時代の中で、鎌倉時代に生きる人間を演じた僕が、今度は戦国時代に、また全然違うキャラクターで出させてもらったことは、感慨深かったです。1シーンでどんなことができるかわかりませんでしたが、連綿と続いてきた時代や人のつながりを感じさせる役を演じて、いい経験をさせてもらいました。それに、最終回に向けて重い展開が続いてきた中で、ああいうシーンがあるのもよかったんじゃないかと思っていて。きっと、天海に対して深い思いを持つ視聴者の人たちもいらっしゃるとは思うのですが、それは一度忘れていただいて(笑)、今回、天海は箸休めとして出てきたんだなと思って楽しんでもらえていたらいいですね。

 

まずは「かの頼朝公にしたって、実のところはどんなやつか分かりゃしねえ」と、

その言葉を聞いたとき、そうそう、言って言ってと思いました(笑)。

だから後世に語り継がれたことは、本当とは限らないというメッセージというか、

そう考えると、小栗くんは箸休め的な役と言っていますが、

重要な役だった気がします。

「果たしてこれは、私であるべき役なんだろうか」という言葉には、

笑ってしまいましたが、ほぼ仙人のような形態でしたから。

でもね。ここで小四郎の面影が残る感じで出てきてもらうと、

それはそれで胸が苦しくなってしまうというか、

小四郎義時はあのチェロの音とともに、

私の中で、繊細で哀れで悲しく美しく唯一無二の存在なので、

全然違うなんだか自由で楽しそうな天海で、よかったなあと思いました。

手に吾妻鏡源氏物語を持って、橋渡しも出来ましたしね。

楽しい2分間でした。

来年の大河「光る君へ」は興味深い時代なので、観てみようかなと思っています。