風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

不思議の国のアリス

雨が降りそうなんですが、寸前まで洗濯物を干しておこう!と、
何度も外を覗いています。
この間、テレビでアンデルセンの特集をやっていましたが、
今の小さい子はアンデルセン、読んでいるんでしょうか。
私は好きで何度も読んだ気がするんですが、
本は実家に置いてきたのかなあ・・・見当たらないんですが。
そうそう小さい時読んだ本で、大人になって読み返してみると、
随分印象が違う本がありますよね。
去年突然「不思議の国のアリス」を読んでみたんですが、
なかなかすごい物語で、ちょっといっちゃってますよね。
すご〜く饒舌で、ワイワイ、キラキラ、でたらめで、
続々と分けわかんない生き物が出てくるし、
逆説的だし、皮肉満載だし、これがみんなに慕われてきた物語?
いまさらながらにちょっとびっくりしました。
こうやって思うとディズニーのアニメはその雰囲気が良く出てますよね。
なんだかんだ言って結構好きなんですが。
私が一番好きなのはチェシャネコです!
物語に入る前のプロローグ?もちょっと素敵です。


*ものみな金色にかがやく昼下り
*ぼくらの舟ときたらのんびりもいいところ
*オール二本はまだへたくそな
*おさない腕にゆだねられて
*水先案内だって小さな手では
*なかなか思うにまかせやしない
     ・
     ・
*アリス!このたわいない話をうけとり
*その手でそっとしまっておいておくれ
*思い出の神秘な絆のなかに
子供の日の夢が綯いまぜになったあたりに
*巡礼たちが遠い国で摘んできた
*とうに萎れてしまった花冠のように