風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

スウィングガールズ

晴れです。まとまった雨降りませんね。
スウィングガールズ」のDVDを借りてきました。すでに映画館で見ているんですが、
同じところで笑って、同じところで感動してしまいました。
ちなみに私のお気に入りのスタンダードジャズは、
Fly Me to the Moon
My Funny Valentine
A列車で行こう(この曲は劇中で出てきますね)などなど、
ではここからは、ネタバレになりますので、読みたい方だけお願いします。










映画 スウィングガールズ   矢口史靖監督作品
                    鈴木友子  上野樹里
                    関口香織  本仮屋ユイカ

私は学生時代、吹奏楽部で(下手でしたが)
だからこの映画にすごく興味があったんですが、
とても可愛くて元気で楽しい映画で、
いつも見終わった後、ジャズを聴きたくなります。
映画館で見た後は、スウィングジャズのCDを買ってしまいました。
まず導入部がなかなか好きで、どんなことにもめげない女子高校生ののり!みたいな
能天気なところが笑えます。
それから山形弁がとってもチャーミング!
女の子の中、ただ一人の男の子も振り回されていて可愛いです。
細かいギャグもちょこちょこ笑えるんですが、
主役の子はもちろん、トランペットの子もドラムの子もいい味出してます。
ギターのお姉さん方も好きです。
そしてだんだん音楽に目覚めていくところが、いつも感動します。


もともとの吹奏楽部に楽器を返すところで、関口さんだけ渡せずにいざこざするところ
(ちょっぴり切ない。関口さんいいキャラですよね。)
A列車で行こう」を川を挟んで演奏するところ
(素敵ないいシーンです。)
これってジャズ?って言って、信号機の音〜ミュージカル仕立てになっていくところ
(そのうきうきしている気持ちがこっちまで伝わってきます。)


何より彼女たちが、本当に楽しそうに生き生きと吹いていて、
私もトロンボーンだったんですが、また吹いてみたいなあとか
サックス格好いいなあとか、すごく思ってしまう。
最後の「シング・シング・シング」で最高潮になって、
いつもエンドロールの「L-O-V-E」で、胸がいっぱいになってしまいます。
音楽って素晴らしいなあって、単純に思ってしまう、
とても明るくてサラっとしてて爽やかな映画でした。