今日は曇り空でしたが、むし暑かったです。
「鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」見てきました。
ここは子供がいる強みで、次男の付き添いのふりをして堂々と(笑)
すごく混んでいて、中、高校生が多かったかな。
私は漫画もアニメも見ていないので、これでもHPを見て、予習していったのですが、
なかなかシビアな雰囲気のアニメ映画ですね。
やはり舞台が1923年のドイツ、ミュンヘンということで、
この間、お話した萩尾望都さんの作品「トーマの心臓」から、
ユリスモールがおばあさまに嫌われている理由として、
「ザクソン、シュワーベン、バイエルン、フリーセン、フランケン、チューリンガー、
ドイツの基となった六つの種族、そこにぼくの父はいなかった」
という台詞を思い出しました。
排斥、自己犠牲、兄弟愛がテーマかな。
小栗くんのアルフォンス・ハイデリヒ(名前が素敵ですね)は、
儚げなキャラクターだったので、やわらかく、優しい声で、
よく似合ってましたよ。最後は可哀想でしたけど。
お兄様の了さんはどの人かよく分かりませんでした。すみません。
かとうかずこさんのエッカルトもなかなかの迫力でした。
アニメのキャラクターとして、小栗くんの声を聞いたのは初めてだったので、
ちょっと不思議な感じでしたね。でもハイデリヒはそれこそ最後は自己犠牲の形で、
優しい雰囲気がとってもよく出ていて、
かとうさんが「どのかたも役の絵にすごく合う声で」と、
言われてましたが、本当にそうだなって思いました。
次男は漫画も読んでみようかなって、言ってます。