風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

心のアーデンの森

朝の風が、ほんの少し涼しかったです。
今日はちょっとした記念日なんですよ。
実は去年の今日、小栗くんの舞台を初めて観たんです!
去年の5月に「ロボコン」をきっかけに、まるで何かが降りてきたみたいに(笑)
急に小栗旬くんのファンになり、そして去年の今日、
「お気に召すまま」の追加公演の客席に座っていました。
オーランドー、気品があって素敵でしたね〜。
小栗くんは、この公演に関しては不完全燃焼だったというようなことを、
よく耳にしますが、それは技術等まだ未熟な部分があったかもしれません。
でも私が恋したのは、その舞台立つ、オーランドーです。
まっすぐで誠実で、その高い背と長い足と、
凛として清らかで美しいオーランドー。
そしてロザリンドに恋するその繊細な思いにまた心打たれました。
彼がその詩的なシェークスピアの台詞を語るとき、風を感じたんですよ。
きっとだんだんもっともっと上手くなっていくと思うけど、
でもあの21歳のオーランドーは、あの瑞々しさは、
1年たった今でも心ときめくものだったんです。
私の心のアーデンの森で、彼は今でも、
しなやかに軽やかに駆け巡っています。