風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

力のある作品

しっかり暑くて日差しも強いです。
昨日、smartの缶バッジをもらった(笑)長男が、
「イズ・エー」を見てみようかなと言うので、実はこの間、
「人間は進化するとね、魚になるんだよ」
という「イズ・エー」の印象的な台詞があるんだという話になって、
それで興味がわいたようで、「電車男」の宗孝くんでもあるし、
見てみました。私はきちんと見るのは2回目です。
感想は、「こんなに重い社会派の作品だとは思わなかった」
それから、「勇也とうさぎのシーンがよかった」とも。
やはり子供の目なので、父親には感情移入しなかったようです。
私は何度見ても、父親に感情移入してしまいますが・・・
それとうさぎとのシーンということで、
社会派作品と言っても、ドキュメンタリーではないので、
きちんとエンターテインメントでもあったのかなって思います。
確か小栗くんが舞台挨拶の時に、
「重いテーマでありながらも、僕達はエンターテインメントとして
この作品を作りましたので、何かを感じてもらいたいと思うと同時に
素直にこの映画を楽しんでいただきたいと思います。」
と言っていましたが、
加害者、被害者、少年法、いろいろ考えさせられるんですが、
でもまた、哀しく切なくねじれた親子関係とか、
今を生きていないような、儚い危うい美しい勇也とか、
いろいろと感じるところは多くて、
やはり確実に力のある作品だと思います。