風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

偶然の音楽 パンフレット

まさしく小春日和です。
そういえば「偶然の音楽」パンフレットも素敵です。
グレーで、雲が描かれていて、やはり雰囲気そのままのパンフレットです。
稽古風景の写真が、仲村さんも小栗くんも黒のTシャツで、
小栗くんの若者らしい鋭い真剣な瞳と、仲村さんの真剣な中にも穏やかな感じが、
すでに、ポッツィとナッシュのようで、惹きこまれました。
小栗くんのインタビューは、相変わらずクレバーで、
「ただ、自分一人でできることの小ささは分かった。
だから周りのいろんな方の話をたくさん聞こうとはしています。
それが自分を広げる方法ですから。」
という言葉が印象的でした。
あなたと音楽の関係を教えてください、という問いに対しては、
「ジャンルは色々ですが、ピアノの音が好きですね。」
と答えていて、ちょっと意外でした。小栗くんとピアノ?何の曲か知りたいですよね。
私が行った日のこの舞台はお客様のマナーも本当に良くて、
水を打った様に静かに、その劇を目を凝らして観ている感じでした。
終わったあとの拍手もとても温かいものでした。
舞台は、なかなかスタイリッシュな都会的な雰囲気で、上質な作品だったので、
長男が村上春樹を好んで読んでいるんですが、
その感じに似てると言っていました。だからむしろ長男の方が、
この劇を気に入っていて、今、小説の「偶然の音楽」を読み始めています。
長男は初めての本格的な観劇で、なかなかいい作品に巡り会えたかなって。
小栗くん、ありがとう!って感じですが、
これも嬉しい、まさに「偶然」ってことですよね(笑)。