風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

「H」 塚本高史×小栗旬

風は冬の匂いがします。
「H」買ってきました!そのHPの予告が
「今やドラマ、映画に大活躍のふたり、
タイガー&ドラゴン』の塚本高史×『花より男子』の小栗旬の超美麗2ショットが実現!濡れた白シャツを纏い、妖しく絡み合うふたりが繰り広げる、
美しくもセンセーショナルな恍惚の世界がここに!」
という物凄い煽り文句だったので、早速買ってきたんですが、
ここからは内容に触れるので、読みたい方だけお願いします。













「めざめ」 TAKASHI TSUKAMOTO x SHUN OGURI

カラー、白黒織り交ぜて、12ページ。二人のインタビューが2ページ。
やっぱり妖しいっていうよりも可愛かったですね〜。
若い綺麗な男の子ふたりが、くっついて、いちゃいちゃしているところを見るのは、
素直に嬉しいです(笑)。
でも背徳、恍惚となると、ちょっと違うかな?
根底に友達としての仲の良さが、みえてしまうというか、
小栗くんは塚本くんが相手で安心している感じで、
塚本くんの方が恥ずかしそうな感じ。
でも何故か清潔感と、ふたりが並ぶことによって、
青年の男の子同志の美しさが際立つ感じがしました。
私の好きな写真は、
最初の2ページ(思いつめたような塚本くんと、物憂げな小栗くん)
小栗くんのカラー、1ページ(どこか切ない表情ときっちり締めた襟と白シャツが綺麗)
途中の塚本くんのネクタイを、誘うように引っ張ってる小栗くんの横顔。
最後の2ページ。特にこの最後のページの小栗くんの目が、
少し哀しみを湛えた、でも訴えかける目で、彼の肩に頭を凭れかける塚本くんと、
濡れた髪も色っぽく、寄り添いあう片隅のふたりって感じがして、ドキッとしました。
すごく心惹かれる写真で、その危うさがとても素敵でした。
私としては一番切なくて色っぽい写真だと思います。
次のひなのちゃんとShihoさんの写真がそれはそれは思いきったものなので、
それよりは少し奥ゆかしい感じで、品が良く、白シャツが繊細で、
友達と恋人の中間のような雰囲気は、よく出ていたと思います。
太陽と月に背いて」のランボーヴェルレーヌとか、三島由紀夫の「禁色」とか、
それらの域には到底及びませんが、まあ、及んでもらっても困りますが・・・
映像でいくと、小栗くんとしては、映画「イズ・エー」の勇也と克次の関係が、
ほのかに同性愛的なものでしたね。
でも塚本くんと小栗くんということで、
少しドラマチックで素敵に美しい男の子たちを12ページも見ることが出来て、
充分ときめかせていただきました。
二人はスタイルもいいので、立ち姿の写真も見たかったですね。
小栗くんも塚本くんと久しぶりに会えて、よかったなあって思いました。
でも編集後記を読んだら、動いている二人を見たかった!って思いました。