風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

突き抜けた清潔感

寒いですが、陽だまりは暖かいです。
今日は彼の美しさについて(笑)。
格好いい若者はたくさんいますが、いつも小栗くんは何かが違う気がするんです。
それは何だろうって考えた時に、
どんな状況でも消えない清潔感かなって。
昨日の「H」でもそのような関係を撮っているにもかかわらず、爽やかでしたし、
もちろん今放送の「花より男子」でも、
究極の清潔感と透明感で、飾っておきたいような、
本当に高級品の陶器のお人形のような「花沢類」ですよね。
かと思うと、「隣人13号」のDVDでは、
冒頭の小屋のシーン。実は映画館で見たときは、
十三があまりにも可哀想で、そっちに気がいってしまったんですが、
もう一度観てみると、恐ろしくて哀しくて美しいシーンで、
それが彼はどんなに汚れても、汚されても、綺麗な感じがするんです。
決して格好つけてる訳ではなくて、むしろそこまでやるの?というか、
思いきって潔く演じているんですが、
十三は一糸纏わぬ姿で、華奢で、惨めで、13号と対峙していて、
そのシーンが何故か哀しいほどに美しい。
洗練された映像美と小栗くん自身のスタイルの良さもありますが、
やはり彼ならではの綺麗さというか、清潔感があるからだと思うんです。
「イズ・エー」も美しい勇也でした。
「怪物は困ったことに美しい」と書いていた方がいましたが、
津田さんも天使のようだと言っていました。
勇也は特に現実を生きていない役だったので、
罪を犯しているにもかかわらず、儚げな何も汚れていないかのような美しさでした。
これも彼の突き抜けた清潔感があってこそだと思います。
羊のうた」のさざめく緑の木漏れ日の中、夏服の一砂の美しさ。
ロボコン」のだんだんと心溶かしていく優しい眼差しの、白シャツの航一の美しさ。
この彼の清潔感はとても他の人にはないものだと思うので、
ずっと持ち続けてほしいなあって思いました。