朝、雪が散らついていました。
「間違いの喜劇」の話が続きますが、
あの怪我をしたとき、その怪我自体も心配だったんですが、
小栗くんの気持ちも心配で、自分を責めたりしてないだろうかとか思ってしまって、
でもハンカチで、血を拭いながらも、
小栗くんはずっとアンティフォラスだったんですよね。
彼を助けてくれた、高橋さんもたかおさんも、他の皆さんも、
ドローミオのまま、アンジェロのまま、
ユーモアとともに温かく助けてくれて、そこが凄いなあって思いました。
やっぱり「間違いの喜劇」のカンパニー、素晴らしかったですよね。
これほどの大成功を予想していましたか?
そんなに有名な戯曲ではないし、喜劇だし、真冬の公演だし、
でも小栗旬を甘くみてましたね(笑)。
堂々とした、でも若者らしい明るい小栗くんらしい座長ぶりで、
すべてバランスよく、チームワーク良く、質の高い素敵なカンパニーでした。
「間違いの喜劇」を思い出すとき、
美しい青年とともに、心に花々が降りそそぐような幸せを感じます。
本当におめでとう!とありがとう!と大きな拍手を送りたいです。
さて、「シェイクスピア紀行」という番組が、先日の深夜、放送されたんですが、
蜷川さん出演のものです。関東地方では、昨年の年末に放送されたものでしょうか。
そこで、イギリスのロイヤル・シェイクスピア・シアターが映りました。
6月に「タイタス・アンドロニカス」を上演するところですね。
美しい河畔に建つ、素敵な建物でした。
劇場の中の様子も映ったんですが、
こっくりとした紫色に統一された、伝統のある劇場という感じで、
この舞台に小栗くんが立つんだ〜って思ったら、
何だかもう、胸がいっぱいになってしまいます。
今回、少しは身体は休めたでしょうか。
「タイタス・アンドロニカス」手強そうですが、「間違いの喜劇」の自信を胸に、
頑張ってほしいです。