風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

美しい河畔に建つ劇場

朝、雪が散らついていました。
「間違いの喜劇」の話が続きますが、
あの怪我をしたとき、その怪我自体も心配だったんですが、
小栗くんの気持ちも心配で、自分を責めたりしてないだろうかとか思ってしまって、
でもハンカチで、血を拭いながらも、
小栗くんはずっとアンティフォラスだったんですよね。
彼を助けてくれた、高橋さんもたかおさんも、他の皆さんも、
ドローミオのまま、アンジェロのまま、
ユーモアとともに温かく助けてくれて、そこが凄いなあって思いました。
やっぱり「間違いの喜劇」のカンパニー、素晴らしかったですよね。
これほどの大成功を予想していましたか?
そんなに有名な戯曲ではないし、喜劇だし、真冬の公演だし、
でも小栗旬を甘くみてましたね(笑)。
堂々とした、でも若者らしい明るい小栗くんらしい座長ぶりで、
すべてバランスよく、チームワーク良く、質の高い素敵なカンパニーでした。
「間違いの喜劇」を思い出すとき、
美しい青年とともに、心に花々が降りそそぐような幸せを感じます。
本当におめでとう!とありがとう!と大きな拍手を送りたいです。
さて、「シェイクスピア紀行」という番組が、先日の深夜、放送されたんですが、
蜷川さん出演のものです。関東地方では、昨年の年末に放送されたものでしょうか。
そこで、イギリスのロイヤル・シェイクスピア・シアターが映りました。
6月に「タイタス・アンドロニカス」を上演するところですね。
美しい河畔に建つ、素敵な建物でした。
劇場の中の様子も映ったんですが、
こっくりとした紫色に統一された、伝統のある劇場という感じで、
この舞台に小栗くんが立つんだ〜って思ったら、
何だかもう、胸がいっぱいになってしまいます。
今回、少しは身体は休めたでしょうか。
「タイタス・アンドロニカス」手強そうですが、「間違いの喜劇」の自信を胸に、
頑張ってほしいです。