風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

いよいよ明日から

朝から激しく雨が降っていましたが、今は晴れ間が見えてきました。
いよいよ明日からですね。「タイタス・アンドロニカス」
私は生で蜷川さんの悲劇を観るのは初めてなんですよね。
wowowで「ハムレット」とかは観たんですが、
「タイタス」はとてもパワーがありそうなので、
自分は受け止められるだろうか・・・なんて考えてしまいます。
でも自分なりに受け止めればいいですよね。
小栗くんがあれほど全身全霊で挑んだエアロンを、
ただ掛け値なく、そのまましっかり受け止めてこようって思います。
今日は公開通し稽古はあるんでしょうか。TVに出るといいですよね。
さて、wowowの「ハムレット」を観てから、ずっと探していた曲があって、
カ−テンコールの時に流れていた曲で、
パッヘルベルのカノン」が元の曲になっていて、合唱曲になっています。
もともと「カノン」が凄く好きだったので、気になっていたんですが、
その曲が分かりました。教えていただきました(ありがとうございます!)。
リベラというイギリスの少年合唱団の「VISIONS」というアルバムに入っている、
ロクス・イステ(サンクトゥス)という曲です。こちらで試聴が出来ます。
2枚目のアルバムの方です。
http://www.toshiba-emi.co.jp/libera/release/index_j.htm
凄く清らかで、美しくて、でも清々しくて、胸がいっぱいになってしまいます。
前から少年合唱団は好きで、ウィーン少年合唱団はもちろん、
パリ木の十字架合唱団もよく聴いていた時期がありました。
ボーイソプラノが好きなんですよね。一瞬の儚いもので、
だからこそ神々しいような美しさに癒されます。
私は「ハムレット」の時にしかこの曲を聴いていないんですが、
その美しい歌声が流れる中、フォーティンブラスをやり終えた小栗くんの、
まだ初々しい笑顔とスラッと長身の、でも可愛いお辞儀がとても印象に残っています。
思えば、小栗くんは蜷川さんとのシェイクスピアとの出会いも、
このフォーティンブラスが始まりでしたね。
もはやエアロンを演じられるようになって、感慨深いですよね。