風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

冬の陽光、長い丈のコート、長身の優しい彼

今日もいいお天気です。
さて「東京DOGS」第8話の予告、撃たれているところもドキドキですが、
コートと皮手袋がドキドキです(笑)。
何度も書いていますが、マント、コート好きな私としては、とても楽しみです。
小栗くんはあの背の高さ、スタイルですから、
こういうマント、コート系の映えること、映えること(笑)。
一番よくわかっていらっしゃるのは、蜷川さんだと思います。
ハムレット
wowow で観たのですが、長い丈のコートで現れて、
藤原ハムレットにキスするところは、そのコートが覆いかぶさるように、
若々しく凛とした、小栗フォーティンブラスでした。
「お気に召すまま」
やはり最後の正装姿ですね。
クラシックな上着は膝までの長さ、日本人離れした長い足、長身に映えて、
木にひとり佇む様子、
ウエディングドレス姿のロザリンドとダンスをするシーン、
その長い裾はゆらゆらと揺れて・・・。
もうあの姿を観て、平静でいられる人がいたら、会ってみたい(笑)。
初演は初々しく美しく、再演は凛々しく優雅に、とっても素敵なオーランドーでした。
「間違いの喜劇」
こちらは待望のマント。短いものでしたが、そのドレープの美しさ、
それから色が素晴らしくて、白でもアイボリーのような柔らかい白で、
赤色は本当に、落ち着いた上品な赤色で、
小栗アンティフォラスの輝くような美しさをより引き立てていました。
走ったり、怒ったり、笑ったり、愛の告白をしたり(笑)、
そのたびに揺れて、跪くと床に優しく触れる、素敵なマントでした。
「タイタス・アンドロニカス」
これはもう引きずるような長い長い裾の、「間違いの喜劇」のときとは、
全然違う赤色で、少し黒ずんだような皮のような生地の赤い衣装でした。
通路を走ってくると、まるで空中を飛んでいるようで、
蜷川さんがその美しさに嫉妬したという、美しい悪の化身、エアロンでした。
カーテンコールのとき、鋼太郎さんに裾を踏まれて、可愛いかったですね。
カリギュラ
このときの白い衣装も美しかったですね〜。
高貴、傲慢、繊細さ、衣装にもそれが表れていました。
長いテーブルの上を、土足で食器を蹴散らしながら歩き、
貴族に毒を飲ませるため、そのテーブルから、ふわっと降りたとき。
その白い衣装の裾が跳ね上がり、恐ろしくも美しかった。
長い裾を引きずりながら、ツカツカと歩くだけで、
苦しいほど心惹かれるカリギュラでした。
さてさて「ドラマ」だとやっぱり花沢類ですよね。
たくさんコートを着てくれました。
リターンズでの、つくしちゃんのバイト先を訪ねて、
その後、二人で並木道を歩くシーン。
冬の陽光の中、無造作とも思えるくらいさりげなく、
ファーのついたグレーのコートを着て、
風になびく栗色の髪、黒い皮手袋、長身の優しい彼・・・。
本当に長身に長い丈のコートがよく似合って、素敵でしたね〜。
小栗くんはその外見も、もちろん背が高くて、顔が小さくて、
足が長くて、その体型の美しさったらないのですが、
衣装を着た場合、その姿勢もよく、そして雰囲気ですね。
品の良さとか、特にコートとかマントの場合は、
どこかヨーロッパの香りがして、そういう部分でもとても似合うと思います。
役として身につけるので、決して服に着られることなく、
自分のものにして着こなしていますよね。素敵だなあと思います。
さあ、高倉奏くんはどんな感じで着てくれるでしょうか。
きりっとした感じかな。楽しみですね。