風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

劇場の空気を操作する

木々の緑が眩しいです。
義太夫さんのHPの掲示板のところに、
クインタス役の方から書き込みがあって、いつも小栗くんはその方達の楽屋へ、
「下郎共〜!」って入ってくるそうで、
「くぉら〜!ガキ〜!」とか言って怒ると、
「・・・ごめんなさい」だって。
旬はかわいい、いい子です。スゲー、頑張っているから、
応援してねって書いてありました。
共演の方がそう言ってくださると、嬉しいですよね。光景が目に浮かぶようです。
でもちょっと胸がいっぱいになってしまう。
喉も大事にして、小栗くんが今思うベストの舞台が出来ますように。
「タイタス・アンドロニカス」2回目を観て、改めて感じたことのひとつに、
エアロンはお客さんにひとりで語りかけるような場面がよくあります。
それが上手く緩急をつけていて、
お客さんをぐーっと引き込んで、解き放つみたいに感じたことがあって、
そういえば、呼吸が大事だとよくお父様に言われると言っていたことを思い出し、
エアロンの呼吸ひとつで、劇場の空気を操作するような、
小栗くん、凄いなあって思いました。
たったひとりで舞台に立って、彼の思うリズムで、
朗々と美しい言葉の数々を語られるのを観ると、心動かされますよね。
ファンとして誇らしいです。
声が出るようになって、いろいろな声の色?を使い分けられるようにも、
なっていたような気がします。
よりエアロンのいろいろな思いが、
時にはダイレクトに、時には沁みこむように伝わってきました。
少し前になりますが、5月3日のこちらの地方の中日新聞の朝刊に、
「タイタス・アンドロニカス 自信胸に英国遠征」という記事が載っていました。
内容は目新しいものではないですが、
写真が、大阪市内のホテルでの記者会見のときのもので、
少し長い髪のまだ色白のスーツ姿の小栗くんで、綺麗な青年っていう雰囲気でした。
このときはどんな気持ちだったんだろうなんて、考えてしまいました。
頑張ってますよね。彼。