こちらは雪は降らず、今日は晴れたり曇ったりしています。
皆さんのところは、雪は大丈夫だったでしょうか。
ふぅみぃさん、mkingさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
昨日のおしゃまさんのブログに書かれていたこと、
高岡くんのブログにも書かれています。
皆さん、嬉しかったんですよね〜。
さて関東地区で放送された「ムサシ」の特番を、
ご好意で見せていただきました(ありがとうございます!)
去年の9月「ムサシ」のDVD発売にあたって、放送されたものですね。
「ムサシ 激動の123日間の舞台裏 〜蜷川幸雄と若き俳優たち〜」
これはこれで、きちんとドキュメンタリーになっていて、良い番組でした。
DVD「ムサシ」での映像もたくさんありましたが、
観たことのない映像が、ちらほらと散りばめられていて、とても楽しめました。
私のDVD「ムサシ」の感想はこちら。
なんといっても、若き三人のこれまでの作品の映像が、見られたことが、
大きかったです。藤原くん、「身毒丸」、杏ちゃん、「奇跡の人」。
そして小栗くんは、1月27日のブログにも書きましたが、
あのBunkamuraのHPのもう消えてしまった動画の映像が、
少し見られてとても嬉しかったです。
まず「タイタス・アンドロニカス」エアロンの舞台裏の映像が流れた後、
「ハムレット」、フォーティンブラスが、両手を広げて、回りながら出てくる場面。
この両手を広げて出てくる場面は、とても好きなんですよね。
ハムレットと対比の位置にある、太陽のようなフォーティンブラスを、
象徴しているようなシーンだと思います。
そしてBunkamuraのHPにあった、インタビューが少し流れます。
黒いニット帽を被って金髪がのぞく、まだ青いちょっぴり尖がった感じの残る、
でも白い肌が眩しい初々しい小栗くんでした。
小栗「凄い的確なダメ出しが出ますよね。AからBっていう、その言い方を、
されてたんですけど。あのう、ここに居て、ここからこっちに、
動くときには、絶対何か理由があって動くんだから、
何もなく、舞台的な、ここから、こっちへ行ってくださいっていう、
動きはするな、みたいな話をされたときがあって、
ああ、なるほどなあと思って。俺も結構、とりあえず、ここからこっちへ、
動いとけばいいんじゃないかと思って、動いたことあるしなと思って、
そんなことしたら、怒られるんだろうなあと思います」
初めて蜷川作品に参加して、驚き、不安、喜び、いろいろあるだろうけど、
素直に語るその言葉は、穏やかで、聞いていて微笑ましくもありました。
このインタビューに重ねて、
蜷川さんが小栗くんの腰に手を添えて、行ってこい、みたいな感じで、
送り出すところ、
黒い衣装の小栗くんが、蜷川さんと対峙して、何かを話していて、
小栗くんが頷いているところ、それらが映りました。
まずこの蜷川さんと話しているところの小栗くんが、ほんの何秒なんですが、
本当に少女漫画から出てきたような、背の高さ、身体のラインの、
フワッとした金色の髪とも相俟って、とても綺麗な小栗くんなんですよね。
それから「間違いの喜劇」「タイタス・アンドロニカス」の場面が少し映って、
「間違いの喜劇」の頃、ソファに座っている蜷川さんの傍へ、
さりげなく(甘えているようにも見える?笑)座った、茶色の髪、白い肌の、
鮮やかなブルーのフードつきの上着を着た小栗くん。
これは「間違いの喜劇」のDVDには入っていなかったと思うのですが、
この小栗くんもすごく綺麗な小栗くんなんです。
茶髪の長めの髪が、抜けるような白い肌に映えて、
ソファに腰掛けて、髪を触りながら、蜷川さんと話している様子、
本当に綺麗な子だなあと思いました。
小栗くんの場合、当然今の方が平均の、格好いい値(笑)は高いと思うのですが、
もっと若いときは、その格好いい値が、平均としては今より低くても、
ときどき奇跡的に高くなるときがあって、
例えば外国の12、3歳の女の子の奇跡的な美しさにも似て、
本当に、奇跡的に美しいときがあるんですよね。
それが、「ハムレット」のときだったり、「間違いの喜劇」のときだったり、
「お気に召すまま」「タイタス・アンドロニカス」も、
特に舞台に向かっているときに、本当に、はっとするような美しい男の子で、
何秒かの映像に、その部分が見られて、本当に嬉しかったです!
他には、エアロンの頃、衣装部屋?でジャグリングをしている小栗くん、
やはりエアロンのメイクをしてもらっている小栗くん、
これらも「タイタス・アンドロニカス」のDVDには入っていなかったような?
あの頃の見ていなかった小栗くんが見られて、嬉しかったです。
他には、「レプリーク Bis」の取材、表紙のところの写真撮影。
この表紙ですね。
本自体は、「演出家のすべてが知りたい」という特集なので、
三人の写真、インタビューのページは、8ページほどです。
そのインタビュー収録中の映像もありました。
これらは「ムサシ」のDVDには、入っていなかったと思うのですが、
小栗くんが「ムサシ」出演を決意した決め手について。
小栗「僕は本当に、武蔵が藤原竜也と聞いてもう即決してしまったんで、
ハムレットの時に、言葉も交わせなかったことを、凄い悲しく思っていて、
舞台の上でね。本気で命削っている人のいる現場に、
自分も身を置きたいなと思っているので。
いないっすもん、こんな同世代で、もちろん何人か知ってる人はいますけど、
間近でそういうの見せてもらった人は・・・」
こうやって話している小栗くんと、それを聞いている藤原くんが、
なんだかいい空気が流れていて、よかったです(笑)。
そばにいた杏ちゃんについては、これは「ムサシ」のDVDに入っていましたが、
記者発表のときの杏ちゃんの言葉が嬉しかったです。
杏「藤原竜也さん、小栗旬さん、この二人の俳優さんが同じ舞台に肩を並べて、
立たれるという、この奇跡的な素晴らしい出来事に、
すぐそばで立ち会えるのだなあと思うと、
それだけで嬉しい気持ちでいっぱいです」
本当に奇跡的な出来事でしたよね。
そしてこれは「ムサシ」のDVDには入っていなかったのですが、
大阪での大千秋楽の様子がほんの少し、入っていました。
私、あのあたりに座っていたわ、とか思いながら(笑)、
二人の握手の様子、小栗くんの手に藤原くんが両手を重ねていて、
お互いを称えあうような二人、
小栗くんの、手をクロスさせてパッと広げるような、さよならの合図?(笑)も、
見られましたよ(やはりこれはムサシのDVDにも入れてほしかったですね・笑)。
その後、演者の皆さんと蜷川さん、井上さんと乾杯の様子も映っていて、
本当に本当によかったなあと思いました。
蜷川さん曰く、「強いチームを作りたかった」というチームに、
呼んでもらえて、小栗くん、よかったですよね。
そしてやっぱり、小栗くんの美しさが、一番顕著に表れるのは、
舞台の上だと思うのです。
「ムサシ」でも最初の巌流島のシーン、
黒いバックに浮き上がるような、白い鉢巻、白と赤の衣装、しなだれる黒髪、
袖からあらわになる白い腕、剣をかざす小次郎の、なんと美しかったことか。
舞台、年に1本は是非是非やってほしいですよね〜。
参考までに。
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「間違いの喜劇」「タイタス・アンドロニカス」とそれぞれのバックステージが、
収録されたDVD