風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

煌めく時を彼の中に見る

はっきりしないお天気です。
皆さんに教えていただいた、4月30日のアフタートークで分かった、
小栗くんの新たなキャッチフレーズ。
「イケメン若手シェイクスピア俳優」がちょっといいなあって(笑)。
そういえば、蜷川さんは他にも若手俳優の方を使っていますが、
小栗くんだけが、出演した蜷川作品が、すべてシェイクスピアなんですよね。
彼がそれだけ、シェイクスピアにしっくりくるということでしょうか。
私は「お気に召すまま」からしか観ていないんですが、
小栗くんはすんなりシェイクスピアの世界に溶け込んでいたんですよね。
むしろ抜け出たよう?
そのときは小栗くんに対して、そんなに詳しくなくて、
後でお父様、お母様がそういう芸術関係の仕事に携わっていたり、
持って生まれたものがあったのかなあって思ったんですが。
あんなに今どきの若者風で、いつも腰パンで(笑)、
でもシェイクスピアの舞台に立つと、
たぐい稀な清潔感と品の良さと、クラシカルな雰囲気がとてもよく似合っていて、
それを見抜いた蜷川さんは凄いなあって思います。
その「お気に召すまま」の打ち上げのときに、
すでに「エアロン」の話が出ていたということでしたが、
それから「間違いの喜劇」「タイタス・アンドロニカス」へ。
最初、エアロン役が決まったと聞いたとき、驚きましたよね〜。
それは期待もありましたが、実は不安もありました。
本人も凄いプレッシャーだろうなあって思ったんですが、
私達ファンでさえ、予想しなかった想像以上の伸び率で、
蜷川さんだけは分かっていたんでしょうか。
舞台だけでなく、映像も含めて、今までこつこつと小栗くんが積み上げてきたものが、
花開いていく、そのタイミングがここだったのかなあって思いました。
お芝居が、演じることが好き!という小栗くんの思いと、絶え間ない努力と、
まわりの方々の厳しくも温かいまなざしと、
そういうものが引き寄せたとも言えますよね。
こういう煌めく時を彼の中に見ることが出来たこと、
ファンとして、幸せに思いますよね。
でもまだ満開ではないと思うので、これからも楽しみですね。