風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

観てほしい、僕のこのエアロンのすべてを。

よく晴れていたのに、急に雨が降ってきて洗濯物が濡れました。
「タイタス・アンドロニカス」大阪公演ということで、
またブログの感想巡りをしていましたら、
「素晴らしい作品だったことと、小栗くんの実力も目の当たりにして、
ミーハーな心で、劇場にやってきた自分を恥じました」と、
書いていらっしゃる方がいて、なんだか嬉しかったです。
私も4月23日の感想で、軽々しく格好いいと言えないような雰囲気と、
書きましたが、やはり作品自体が重いというのもありますが、
小栗くんはもちろんですが、
すべての役者さんから、この作品にかける熱意がとても伝わってくるんですね。
生の人間の発信してくる力とか、演劇の力って凄いなあって思いました。
小栗くんからは
「僕の今のこのエアロンのすべてを観て!」という思いが凄く伝わってきます。
悪魔はきっとかのように美しいであろう、そのエアロン。
最後、その瞳に宿る、人間らしい一瞬の光を見逃さないで。
すごくパワーを感じる作品です。
ミーハーで観に行ってもいいと思うんですよ。
でもきっといろいろな思いを抱えきれないほど感じて、
帰ってくることが出来る作品だと思います。