風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

世界デビューはシェイクスピア

朝方、雨が降ったんですが、晴れてきました。
昨日の日本国内での大楽は、無事終了したようでよかったですね!
おめでとうございます。
彩の国公式ブログにも、様子がUPされていました。
まずは、キャスト、スタッフ、舞台に携わった全ての皆さん、
本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
さあ、いよいよ本場イギリスですね。
外国人が日本に来て、それも全員外国人で歌舞伎をやるようなものだって、
聞いたことがあるんですが、本当にそうですよね。
蜷川さんは、野村萬斎さんとの対談で、こう仰っていました。
「外国では、日本的な臭いが入っていない舞台は評判が悪いのです。
しかし今度、6月にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの本拠地でやる、
タイタス・アンドロニカスにはそれがほとんどないのですが、
これで生き残れるか勝負です。」
「一番の切り札(である日本的な要素)を使わなくても、
世界的レベルや普遍性に到達出来ると思うし、それでもなおかつ、
アジアの人間としての感性は当然残ると思っています。」
目の肥えた観客の方々にどう評価されるか、なんだかどきどきしますよね。
そのカンパニーに小栗くんがいるなんて。
それも長男曰く、「小栗、3番目なんだ。」
そうなんですよ。最年少で重要な役なんです。
本当によくここまでになりましたよね。
今まで積み上げてきたものが、エアロンで花開きましたよね。
その美しいエアロンを、どうぞイギリスの人たちに魅せてあげてください。
小栗くんの世界デビューが、シェイクスピアで、そしてエアロンで本当に嬉しいです。
もちろん作品自体も、とても素晴らしいものですし、
イギリス公演の成功を、心よりお祈りしています。
タイタス・アンドロニカス 英国公演
2006年6月16日(金)〜24日(土)  ロイヤル・シェイクスピア・シアター
2006年6月29日(木)〜7月1日(土) シアター・ロイヤル・プリマス
                                (パンフレットより)