風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

impossibly beautiful

天気雨が降っています。
「タイタス・アンドロニカス」ロイヤル・シェイクスピア・シアターでの楽日、
どんな感じだったでしょう。無事、終わって、皆さん、笑顔で迎えられたでしょうか。
プリマスは海沿いの街で、美しい街のようですね。
あともう少しですね。どうぞ大楽まで、全力を出し切って、やり遂げられますように。
さて、イギリスの劇評の和訳を、よそ様のブログで読んでは、感動しているんですが、
今日みつけたブログでは、このページが紹介されていました。
http://icwolverhampton.icnetwork.co.uk/tm_objectid=17274322%26method=full%26siteid=50002%26headline=japanese%2dflair%2dfor%2dshouting%2dadds%2dthat%2dvital%2dedge-name_page.html
それでその中の一節。
「Shun Oguri makes him impossibly beautiful, androgynous and charismatic - one of the production's magnetic performances.」
無理やり息子に手伝わさせて、訳してみました(笑)。
小栗旬は、ありえないほどの美しさで、中性的かつカリスマ的に演じていて、
この作品におけるの魅力のひとつになっている。」
とてもとても嬉しい評価ですよね。
中性的っていうのは、やはりそう感じるのかなあって思いました。
「間違いの喜劇」のアンティフォラスのときも、「男装の麗人のよう」「宝塚の男役のよう」
「男性から見ても美しい」など、感想が書かれていましたね。
そしてこの「 impossibly beautiful 」がいいですよね〜。
ありえないほどの美しさというのは、それは一見、外観のことのようですが、
それプラス、その身のこなし、演技力、醸し出すもの、雰囲気、
それら全てが絡みあうことによって、あの性を超越したような、
浮世離れした美しさに結びつくのだと思います。
エアロンもまた悪魔の化身のようなところがあるので、
そこが嵌ったのかもしれませんね。
コメント欄で教えていただいた、
4月30日の「蜷川さん、麻実さん、小栗くんのアフタートーク」の時、
観に来ていたイギリスのプロデューサーの方が、蜷川さんに、
「小栗(エアロン)の美しさに目が離せなかった」と仰ったという話を思い出します。
世界に通用する美しさなんだなあって思いました。
イギリスでも小栗くんは力を出し切って、
エアロンの悪の華が美しく咲き誇っているようで、素晴らしいですね。
胸がいっぱいなります。