風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

何でもないんだよ、心配しないで。

今日も曇っていて、涼しいです。
新一くんもちらちらしながら、この頃、よく「花より男子」のDVDを見るんですが、
ある方が第7話の乱闘シーンのあと、非常階段で、
「どうしたの?」とつくしに言われたあとの、
「ん・・・転んだ」の「ん・・・」の言い方が好きと仰っていて、
もう一度、見直してみました。
優しい「ん・・・」でしたね。
「ん、何でもないんだよ、心配しないで、それよりも・・・」みたいな、
心掴まれる気持ち、分かりました(笑)。
小栗くんはほんの一言の台詞も、思いを込めて、細やかに演じていますよね。
それが自然に出てくるのか、いつも素晴らしいなあって思うんですが、
目の動きだけでも、とても繊細で、心動かされます。
第7話で私が好きなのは、可哀想なところなんですが、
乱闘シーンの前に、司から、
「そうか、類は楽しかったか。それはよかった。実によかった。」
と言われ、その次に映る、小さなため息と、
これから嘘をつかなくてはならない、あきらめたような、しかし一瞬の決意と、
その哀しい目が好きで、綺麗だなあって思います。
類はいつも自分の思いを飲み込んでしまうというか、心の半分も表そうとしないで、
遠くをみつめるような、うっすらと涙ぐむような瞳を見せて、
本当に切ないなあって思いますよね。
花沢類の小栗くんに、皆さんが心を持っていかれたのは、
その容姿ももちろんですが、あの繊細な雰囲気を見事に、
具現化しているところだと思います。