風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

溢れる思いを受け止めて。

晴れているのに、雨が降ったりするので、洗濯物を入れたり出したりしています。
aquaさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
神戸コレクションの携帯サイトです。
http://kobe-collection.com/report/lois.html
PCのサイトの写真と、違う角度から撮られていて、それもまた可愛いですよ。
明日10日(日)朝8時〜、BSデジタルNHKハイビジョン、HVステージで、
「間違いの喜劇」が再放送されます。
見ることが出来る方は、どうぞ見てみてくださいね。
私もまた見ちゃうと思いますが、
明日はアンティフォラスを見ながら、朝食を取ると思います(笑)。
「+act.」買ってきました。カラー6ページ。そのうち写真は4ページ。
まだ褐色の肌で、髪は短い茶髪。黒いジャケットを着てます。
それが不思議な写真で、静かなのに、穏やかではなく、
強いものを内に秘めている感じ。
インタビューの内容も、まさにそんな感じで、
私はイギリスから帰ってきて、ときどきイギリス公演の感想は出ていましたが、
どうも、ストレートに、小栗くんの思いを聞いたインタビューに、
なかなか出会えないなあって思っていて、
今回が、一番、そうやって思うよね!思って当たり前の、体験をしたんだよね!って、
直接感じるインタビューでした。
では、ここからは内容に触れますので、読みたい方だけお願いします。












「+act.」     小栗旬
芸術に携わっているせいなのか、まあ、前からですけど(笑)、
話がとても複雑になっています。
こうしたいんだけど、でもこう見られる場合もあるとか、
“会話”という言葉を使っていますが、ただの会話ではなくて、
心の通い合いだったり、意志の疎通の仕方だったり、
役者同士のキャッチボールの手段だったり、
あるときは誤解もされる場合も、その思いに反する場合も、
彼の使う“会話”には、いろんな意味が含まれます。
やはりイギリス公演が大きいですよね〜。
小栗くんがカーテンコールで出たら、ぴゅー!!って口笛が鳴った話。
鋼太郎さんが出たら、その2倍くらいの拍手。
鋼太郎さんが「僕らがやったことは間違ってなかったね」と言って、凄く嬉しかった話。
エアロンは黒人の役だったんですが、
黒人の方もスタンディングオベーションをしてくれた話。
そして蜷川さんの、小栗くんへの思いに対して、
「とにかく、誰もそんなことを言ってなかったときから、
“お前は絶対に舞台で主役をやれる男だから”という話をずっとしてくれて、
「間違いの喜劇」で本当に主役を用意して下さって、そして「タイタス」もあって、
本当に素直に、僕のことをずっと信じてくれたおじいちゃんなんで(笑)。
自信ももらったし、期待に応えなくてはという思いはずっとあります。
白井さんもそうですが、この二人には、
もっと恩返しをしていかなきゃいけないと思っています。」と、
彼は言っていました。そう思う小栗くんの気持ちが、また嬉しいですよね。
それから台本は1、2回読めば、頭に入っちゃうとか、
現場に台本を持っていかない。台本を開くのが嫌いだという話。
(この間の新一くんが読んでいたのは、台本ではなかったようですね。)
そしてこれからのこと。
お芝居をしていること自体が、もう本当に面白いという話が続きます。
お芝居が出来ることが本当に大切で、それが、生半可ではなく、
命懸けのような、そんな気さえする、熱い思いの言葉です。
そのためには、チャンスがあるなら、チャレンジしたい、
自分で選び取りたい、大きなこと言って、自分にプレッシャーをかけることさえ、
厭わない、どんどん上へ登りつめたい思いで、本当に溢れそうでした。
人それぞれいろんな人生があると思いますが、これほど、好きなことに出会えて、
それも職業にしている人はそんなにいないと思います。
「芝居をするのが、人生の中で最高に楽しい。」と言い切れる、
小栗くんは凄いなあって思うし、羨ましいです。
でも前に誰かが言っていましたが、本当に楽しいことって、
苦しいことなんですよね。そこに登りつめるために、相当な努力が必要で、
でもそのことさえも、自分から望んでむしろ飛び込んで、
その思いは、すごく伝わってきました。
これがイギリス公演を終えた、正直な感想なんだなあって思いました。
ついつい本屋さんで、インタビューを全部読んじゃって、
ちょっと放心状態になったくらい、彼の強さに心震えました。