風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

間違いの喜劇 12月に wowow で放送

爽やかな秋晴れです。
「間違いの喜劇」が12月にwowow で放送されます。
【 wowow  ステージ 間違いの喜劇 蜷川幸雄×小栗旬 】
シェイクスピアの「間違いの喜劇」大好きな作品です!
2006年2月〜3月に上演されました。小栗くん、23歳のときですね。
小栗くんがそれはそれは美しくて、
リズミカルなスピード感溢れる、おもちゃ箱をひっくり返したような幸せな喜劇です。
観られる環境にあるのなら、よかったら観てみてくださいね。
蜷川さんが小栗くんを初めて主役に抜擢した舞台、
小栗くん、初座長の舞台です。
そのときの記者発表の様子はこちら。
【 シアターガイド 彩の国シェイクスピア・シリーズ 間違いの喜劇 記者発表 】
このとき蜷川さんは小栗くんについて、
小栗旬を中心に考えました。彼は中心にくるべき俳優だと思っております」と、
言ってくださいました。本当に嬉しかったです。
私は東京公演と、なんと大千秋楽が名古屋だったので、
初めて千秋楽を観に行ったのが「間違いの喜劇」でした。
でもこの大千秋楽、ちょっとハプニングがあって、
小栗くん、舞台中に怪我をしてしまったんです。
左の眉の下あたりを切ってしまって、
頬へ首筋へ血が流れていて、あれ?って思って、
何が起きたんだろうって、少し客席もざわざわしていて、
でも小栗くんは何事もなかったかのようにお芝居を続けていて、
プロ根性だなあって思いました。
でもあまりにも流れているので、相手の役者さんが、
「旦那様、どうなさったので?」とかいいながら、青いハンカチを差し出したり、
もう一度、出からやり直して、芝居を再開したり、
小栗くんの頬や顎についた血を拭いてくださったり、
ある役者さんは通路を使って去るときに、客席に向かって、
「大丈夫、たいしたことないからね」と小声で言いながら去っていったり、
その座組のチームワークの良さに本当に感動しました。
ユーモアも忘れず、そのお芝居の雰囲気を壊さず、
素晴らしいフォローでした。
その後は血も止まり、絆創膏を貼って、
小栗くんは無事に舞台をつとめあげました。
そうそう、双子の役を一人二役で演じていたのですが、
最後に対面の場面があり、お兄様が出演されて、
お兄様も同じところに絆創膏を貼って出ていました(笑)。
カーテンコールは、テープと紙ふぶきが降り注いできて、
蜷川さんも来てくださって、皆さん、笑顔でお辞儀。
蜷川さんは小栗くんの肩を少し抱くようにして、舞台奥へ去っていきました。
小栗くんは両手を上げて、晴れやかな笑顔でした。
今でもアップになると、映りようによっては、
左の眉の下くらいに、傷がわかるので、
つい、あのときのって思ってしまいます。
でもその後、動きの激しい舞台が続いたので、
きっとより気をつけたと思うので、
舞台は本当にくれぐれも用心してほしいですね。
そんなこともあった「間違いの喜劇」、
可愛い物語なので、今でもヘビーローテーションのひとつです。
小栗くんも本当に綺麗な綺麗な男の子という感じですし、
最後の赤いリボンをくわえた幸せなダンスシーンも必見です。
私の感想はこちら。ネタばれあります。
東京公演【 2006年2月12日 間違いの喜劇 感想 】
愛知公演【 2006年3月13日 間違いの喜劇 感想 】


しかし私としては、wowow は、実はずっと前に解約してしまったんですよね(笑)。
すでにDVD も持っているし、
一番最初のBS 放送(小栗くん、高橋さん、蜷川さんのインタビュー付き)も録画し、
ハイビジョン映像の再放送も録画してあるので、どうしようかな(笑)。