風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

写真集発売日決定

曇っています。
すーこさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
小栗くんの写真集、発売日決定です!
9月27日発売「小栗旬 First Stage」だそうです。アクチュールのブログです。
http://www.kinejun.com/acteur/blog.html
もうすぐじゃないですか。工藤新一くんより前ですね。どこで買いましょうか。
またエアロンが混在した小栗くんに逢えますね。
内容もすごく濃いようなので読み応えがありそうです。とてもとても楽しみですね!
さて小栗くん出演の映画「キサラギ」の予習?(笑)ということで、
同じ脚本の「ALWAYS 三丁目の夕日」を、レンタルで見ました。
懐かしく温かく優しい映画でした。
漫画が原作なので、オリジナル脚本ではないのですが、
では、ここからはネタバレになりますので、読みたい方だけお願いします。










映画「ALWAYS 三丁目の夕日」      監督 山崎貴  脚本 古沢良太
とても温かく優しい映画でした。
昭和30年代の街並みが、とても綺麗に再現してあって、
どこからどこまでがCGなの?って思うくらい、懐かしい街並みでした。
でもリアルに表現してあるんですが、ちょっとファンタジーっぽいんですよね。
それは下町に暮らす人々の、その温かさ、優しさを描いているせいかもしれません。
でも決して、上滑りではないんですよ。
そういう人の根本的なや優しさ、温かさは、確かに胸に迫ってきて、
何度も涙が出ました。
貧しくても、ひたむきに希望を持って、
血は繋がっていなくても、心は繋がっているような、
ストーリー的には、奇をてらうこともなく、
むしろ王道な感じなんですが、こういう時代が確かにあったような・・・。
この時代の希望が、もし今の時代なら、
何か大切なものを、どこで忘れてきてしまったんだろうかとか、
いろいろ思うところがありました。
人と人とが、もっともっとかかわっていた時代だったのかなあって思いました。
吉岡くんが情けない小説家くずれで、ひょんなことから、
何も繋がりのない子供を預かることになって、でも離れられなくて、
最後に子供が、また自分のところに戻ってきた時の台詞で泣いてしまいました。
自分の思いの全て反対の言葉が出てくるんですが、
その相手の子供にも、彼の思いは痛いほど通じていて、
抱き合う二人を見て、素直によかったなあって思いました。
集団就職で上京してきた、訛りが抜けない、
でも純朴な少女を演じていた、堀北真希ちゃんも可愛かったです。
薬師丸さんは、優しいしっかりしたお母さんでした。
小雪さんが、吉岡くんからもらった指輪(お金がなくて箱だけ)を、
吉岡くんから別れて、また踊り子で働くことになったビルの屋上で、
まるで存在しているかのように、微笑みながら夕日にかかげる場面も、
涙を誘いました。
でも可笑しくて笑える場面もたくさんあって、笑いと涙が夕日の中に混ざり合って、
そしていろいろな愛が散りばめられていたので、
私はちょっと「ラブアクチュアリー」みたいな映画だなあって思いました。