風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

小栗旬 First Stage 感想

朝、寒かったですね。
小栗旬 First Stage」手に入りました!
まずはその前に、たにさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
「DVDでーた」という雑誌に2ページ、載っているそうです。
それから「コナン実写版」のHP、またまた更新されました。
これで全部でしょうか。
メイキングムービーの血糊を口元に塗られるところが、
「ねえ、明日、小栗くんに血糊塗るの、誰にする?」とか言って、
スタッフさん同士で、ジャンケンでもしていないのかなって思うほど、
羨ましい行為で、いえいえ、スタッフさんは仕事に徹していらっしゃるので、
変な下心はないですよね(笑)。
でも塗られている小栗くんは、すっかり安心している感じが、
なんだか色っぽかったです。
あとは蘭ちゃんに花束を渡す様子と握手の仕方が格好いいなあ〜って見てました。
小栗写真館、私は②と④が好きです。
では、ここからは、「小栗旬 Fiest Stage」の感想を書きたいと思います。
内容に触れますので、読みたい方だけお願いします。














小栗旬 First Stage」
じっくり読もうと思っていたのに、一気に読んでしまいました。
頭も心もいっぱいいっぱいになってしまって、
まとまらない感想になってしまうと思いますが。
もう本当に、小栗くんは凄いなあって。
こんなに濃密な時間を私たちは見てきたのかなって。
不安で、迷って、つまずいて、立ち止まって、それでも挑んでいこうとして、
くらいついて、登ってこい!って手を差し伸べられて、その手を強く掴んで、
でもお芝居が好きで好きで、楽しくて嬉しくて・・・。
彼の思いに胸が締めつけられそうでした。
大好きな写真があります。
イギリスの古い劇場。並んだ紫の椅子。
今どきの若者は、白いタンクトップと、破れたジーンズ。
その伸びやかなしなやかな後姿から、客席へはっきりと、
シェイクスピアの台詞が聴こえる・・・。
イギリスに抱かれた青年は、その自信と、清々しさと、潔さ、
そして誰よりも真っ直ぐな瞳で、私の心を貫きます。
他に高い塔を背に、黒いパーカーのフードを被った、
美しい横顔の写真も好きでした。
ここからは印象的な言葉を。
蜷川さんの“小栗は東京の人だから羞恥心がある”
これは凄くわかります。逆についついふざけたことを言ってしまったり、
でもそこが彼らしいなあって思う。
こんなに努力しましたって、ひけらかす感じではなくて、
サラッとしているのは、その部分があるからかもしれませんね。
蜷川さんと小栗くんの「間違いの喜劇」の稽古のときのやりとりが可笑しかったです。
でもそれも現場の雰囲気を柔らかくして、ということで、
本当によく気遣いが出来る子だなあって思いました。
小栗エアロンへは「その美しさに嫉妬すら覚える」と言ってくださって、
蜷川さんの言葉はいつも嬉しくて、考えさせられて、感動します。
古厩監督の“長い手足をもてあましてる感じを肯定してほしかった”
私は「ロボコン」から彼のファンになったので、なんとなく嬉しかった。
古厩監督はその時の彼を撮ろうとしていたんですよね。
パンフレットにもあった、「そのままでいい。小栗のままで」にも、
通じると思うんですが、
「撮影が始まるとこっちが驚くほど無防備に投げ出してきてくれた」という、
監督の言葉に、さすがだなあって思いました。
武内ディレクターの“あのかわいさは小栗旬の中で初めて演出できた”
ハングリーキッドもとても印象的なドラマだったんですが、
「理解力がすごくあって、
途中“みなまで言わなくていいです”みたいな空気を出してて」というところが、
ちょっと可笑しくて、やっぱり頭のいい子ですよね。
瀬戸口プロデューサーの“花沢類=小栗旬の存在感は彼の役者としての懐の深さ”
小栗くんの「俺がいくらツラそうだからって、
それが理由でシーンをカットするってことは考えないでください」という言葉が、
本当に舞台と重なって、大変だったんだなあって思いました。
月の光を表現できる人という言葉が嬉しかったです。
白井さんの“小栗旬の強さ。それは外側の見せかけの力強さではない”
「内に収めていた鋭利な刃を一瞬キラリと抜いてみせるだけの、
精神的な筋力がついてきた。」という白井さんの言葉が嬉しかった。
他に嬉しい言葉はたくさんありました。
イギリス「タイタス」公演。
マーベラス!」RSCを代表する老練の俳優パトリック・スチュアートは、
小栗にそう言葉をかけた。
「僕が今までイギリスで一緒に芝居をやった俳優の中でも、
かなり評判がいい」という弾む蜷川の声、などなど。
書き出すときりがないですが、
こういう一番の成長期を、役者小栗旬が鮮やかに創り上げられていく時期を、
リアルタイムで実感出来たことは、
ファンとしては本当に幸せだなあと思います。
あらためて小栗くんには、果てしない可能性があるんだなあって思ったし、
容量が大きいなあって感心しました。
オファーが来る仕事の質が変わってきたということなので、
これからがますます楽しみですよね。
相変わらず、よくまわりも見えているし、自分の置かれている状況も把握できているし、
でも自分はこうしたいっていうこともはっきりしているし、
これからも芸術に携わるものとして、見えない正解への格闘は続くと思いますが、
恵まれた容姿と、生来の品の良さ、可愛さ、格好よさ、
そしてしなやかさと頭の良さと、類まれな感性と努力で、
また素晴らしく美しい答えを出してください。
私は彼の強さも弱さも、全てひっくるめて好きなんだなあって思いました。
ずっと応援していきたいなあって思いました。