風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

文字の力 写真の力

爽やかな秋晴れです。
昨日「小栗旬 First Stage」の感想を書きましたが、
ちょっと見切り発車のようになってしまいました。
なかなか感想を書くのが難しい本で、いろいろいっぱい詰め込んであるので、
それぞれに書こうと思うと、すごく細かい感想になってしまうというか、
だからそのときの気持ちで、思いつくままに書いてしまったんですが。
いろいろ情景を思い浮かべながら、読んでいたんですが、
これがもし、イギリス公演のカーテンコールの様子とか、
すべて写真で表してもらったら、それはそれで、
すごく感動するだろうなあって思いました。
文字の力、写真の力、それぞれ良さがあると思うんですけどね。
舞台写真が好きなんですが、なかなか制約があって難しいでしょうか。
ただ読みながら思ったのは、
12月に「タイタス・アンドロニカス」のDVDが手に入ったら、
泣いちゃうかもしれないなあって。
私は実は「間違いの喜劇」では、涙が出たんですが(あの家族の再会の場面ですね)、
「タイタス」は涙が出なかったんです。
ところどころ、涙が出そうなところがあったんですが、
人間の業のような根源的なものの方に、圧倒されて、
その感情の方が勝ってしまって。
でも今度、観るときは、あのエアロンの独白で、違う意味で涙が出そうです。
小栗旬 First Stage」の写真は、すべて良くて、それぞれ雰囲気がありました。
もっと見たかったですね。
ただ美しいイギリスをバックに、A4の大きさで見たかった気もします(笑)。