風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

肉体的な魅力も知性もある美しい俳優

晴れました。寒いです。
キノピーさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
2月8日(月)、小栗くん、めざましテレビでコメント出演だそうです。
見てみてくださいね。
そして今日は「キサラギ」家元くんのお誕生日ですね。
おめでとうございます!

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家元くんのお誕生日は、ストーリー上も、重要なポイントで出てくるので、
印象深いです。あのあたりから涙が出てきますよね。
小栗くんが当時言っていた「小さな愛が散りばめられた愛のメロディ」の、
映画だなあと本当に思います。
そして「キサラギ」はファン心理としても、ポイントをつかれていて、
共感するところ、しないところがあります(笑)。
もちろん、ミキちゃんと小栗くんは全然違うのですが、
例えば、このシーン。
ユースケさん演じるマネージャーさんが、ミキは、
「歌も芝居も下手、何もできない、スターにさせるには、
ヌード写真集しかないじゃないか」というところで、他の4人は、
「引退して、田舎の主婦になって、そういうミキちゃんを、
遠くで応援していたかった」というシーンがあるのですが、
これは、もし小栗くんが(絶対ないと思いますが・笑)、
結婚して、僕は主夫になって、家庭に入ります、と言われたら、
それで彼が幸せなら〜とは思えないなあと(笑)。
あ、でもどうしても、と言われたら、仕方ないかもしれませんが。
やはりもうその才能は、小栗くんひとりのものではないと思うんですよね。
まさに“選ばれた人”なので、あの役者としての才能を、
開花させない手はないと思うのです。
あののだめちゃんも、保育園の先生になった方が本人としては、
幸せかもしれない〜というシーンが出てきますが、
では、のだめちゃんのピアノを、何百万の人々を感動させるかもしれない、
そのピアノを封印して、それが本当に彼女の幸せなのだろうかと。
幸せの定義はいくつもあると思うので、なんともいえませんが、
小栗くんは、選ばれた人、使命を持って生まれた人だと思うので、
とにかく小栗くんは役者の道を精進していってほしい。
この間、生田くんの「情熱大陸」を見ていたら、
「小栗くんって、映画に恵まれないよね」と息子に言われまして(笑)、
「そうなんだよね〜」とちょっと凹んでしまったのですが(笑)。
舞台は今まで、蜷川さんという大きな後ろ盾があって、
それこそ世界の蜷川さん、そしてセンスの光る白井さんの演出の作品で、
舞台はすべて恵まれていると思うのです。
その蜷川さんも、あの松方さんも、「本を選べ」「いい本にいい監督に巡り会って」と、
仰っていましたが、これからの作品がそれに当たるでしょうか。
人間失格」の監督さん、私は「赤目四十八瀧心中未遂」を観たのですが、
なかなか引きこまれる映画で、寺島さんが印象的でした。
あの監督さんなら、「人間失格」は、やっぱり生田くんだったかなと、
情熱大陸」を見ていて思いました。
生田くんの小栗くんよりバタ臭い?感じが、そこがかえってこの監督さんの、
望むところに合っているのかなあと思いました。
小栗くんは、映画は、ほとんど新人監督さんだったり、
テレビドラマの監督さんだったり、実績があったのは、
三池監督と、古厩監督くらい?
実績がある監督さんが絶対にいい映画を撮れるということは、
ないのですが、それにしても、という感じなので(笑)。
これは山本社長が、映画のプロデューサーであることが、
何か関係しているのかどうかはわかりませんが、
小栗旬が、この映画に出ます!ではなくて、
この監督の作品に、小栗旬が出ます!というくらいの、
作品に出てほしいですよね。主役でなくてもいいので。
キサラギ」「ロボコン」〜私にとって、この 1位2位の上をいく、
映画に巡り会いたいです。
まず興行成績ありきではなく、まず芸術的なもの。
まわりの方々も、勇気を持って、小栗くんを使ってほしいなあと思います。
やはりもったいないですよね。蜷川さんの言葉を思い出します。
「世界のトップクラスの20代の俳優はさ、
 もっと凄い仕事いっぱいやってるわけだから、
 そういう仕事の中に頭突っ込んで、互角の勝負ができるような、
 仕事をしてほしい。小栗にはそれだけの肉体的な魅力も、
 それから知性だってあるわけで、もっともっと欲望がね、尖がってね。
 たかがちっちゃいところで、ちっちゃい不良になったってしょうがないでしょ。
 いい子になったって。それよりもっと欲望の巨大な欲望の持ち主である、
 俳優になってほしいと思っているんです。
 是非、また一緒に仕事をしましょう、ととりあえず、言っときます。小栗。」
そうなんですよね。今、27歳の、肉体的な魅力も、知性もある美しい俳優の、
未来は大きく開けてほしい。
本人が一番、不自由さ、理不尽さを感じているかもしれないけれど、
どうか、切り開けますように。
20代のうちに一作品でも、文学的で繊細な美しい作品に出てほしいのですが、
これは私の趣味ですね(笑)。
息子に言われたひと言でちょっと凹んだので、思いの丈を書いてみました(笑)。