なんだか暖かいです。
「忘れられない恋のうた」第十六話、聞きました。
ゆき子さんは、未来のケーキが美味しく食べられて、
そして前向きになれてよかったですね。
だって凛太郎さん、いえいえ、こうへいさんが見守ってくれているんですから。
ふたりはあれからもう会わなかったのかな。
とうとう最終話を聞いてしまったわけですが、
最初は10分、16回は忘れちゃう回もあるかもしれないと思ったんですが、
全然そんなことなくて、とても楽しめました。
私はいつも思っていたんですが、優香さんと小栗くんはきっと別撮りだったのかなって。
でもすごくトーンが合ってましたよね。
優香さんもなかなか上手で、可愛すぎず、抑えた優しい声で、
ふたりがよく合ってました。
そして小栗くんの声のなんと耳障り良い、心地良い声だったでしょう。
声の良さを再認識しました。
また凛太郎くんが、優しさ全開の役で(笑)、
彼の優しい声にとてもよく合ってました。
その表現力にも感服しました。
今の凛太郎くんとして、中学校時代の凛太郎くんとして、こうへいくんとして、
ときにはいたずらっぽく、ときには少し恥ずかしそうに。
ふっと語尾を上げる言い方、消え入る語尾に胸がいっぱいになりました。
押し付けがましくなく、包み込むように優しく、ささやくように。
聞いていて、どんどん凛太郎くんに惹かれていってしまいました。
彼の声で聞く、“きみ” “あなた” “ゆきちゃん”が好きでした。
“おやすみ”もとても優しかった。
“今見ている空はどんな色ですか。
今でも好きです。ずっと好きです。
僕自身、あの頃の自分に会えて、そしてあの頃の君に会えて、
本当に嬉しかった。楽しかった。
そして、幸せでした。ありがとう・・・。”
彼の声ははらはら涙が流れる声です。
彼の声は心にいつのまにか住んでいる声です。
彼の声はあったかくて優しくて、そっと背中を押してくれる声です。