風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

自分が望んだところに居られる喜び

晴れていますが、午後から雨と聞いています。
のだめカンタービレ」見ました。
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番」とてもとても好きな曲です。
昔々「オーケストラがやってきた」という番組があったんですが、
子供向けのクラシック番組で、そこで初めて聞きました。
それからはもう虜のようになって、聴くたびに感動します。
ロマンチックな曲ですよね〜。ピアノが降りそそぐように、香り立つように、
かつ寒い北の大地の風景も重なるように、力強さもあって、
そして切なくなるような旋律に胸締め付けられます。
千秋くんは格好よかったし(浮気はしませんよ・笑)、
真澄ちゃんもドレスが無駄に似合ってたし(笑)、
マングースの着ぐるみが漫画そのままだったり、
でもいつも思うのは、清良役の水川あさみちゃんが、
ものすごくバイオリニストの雰囲気があるんですけど、
その美しさにうっとり見ています。
そしてやっぱり、いかにいい先生につくかってありますよね。
大きな出会いというか、千秋がシュトレーゼマンに、
もっと教えてもらいたかったという場面は、切なくなりました。
俳優さんは音楽家のように、師事という感じではないですが、
小栗くんで考えてみた場合、やはり蜷川さんとの出会いが大きいなあって思います。
もちろん他にもたくさんいらっしゃると思いますが、
その分野で世界的な人って、やっぱり桁が違うなあって思います。
そういう方から、直接指導を受けることは素晴らしいことですよね。
それは皆が受けられるものではなくて、まず選ばれなくてはいけません。
前に「ハムレット」の稽古風景の動画を見たとき、
蜷川さんが「小栗、登場。」と、心せくように手招きして、
小栗くんを舞台へ上げたときの、優しい笑顔がすごく印象的でした。
そのときの小栗くんのインタビューの動画でも、
黒いニット帽、金髪の、まだ少し尖った感じも見え隠れする、若い小栗くんでしたが、
でも自分が望んだところに居られる喜びを、隠し切れない様子で、
その新鮮な感動がこちらにも伝わってきました。
そのフォーティンブラスから、オーランドー、アンティフォラス、
エアロンへ道は続くんですよね。
あら、いつのまにか小栗くんの話になってしまいましたね。
いつものことですけど(笑)。