風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

小栗ノート 感想

雨は上がりました。風が強いです。
すーこさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
小栗くんの公式HPにもUPされましたね。
12月31日「K-1プレミアム2006」に小栗くん出演です。
リングアナウンサーと書いてありますが、リングアナウンサー?(笑)
そしてみいママさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
花より男子2」HP、リニューアルされてます!
おぐジュアリー」楽しみです。カメラ大活躍ですね(笑)。
「現場レポート」のところにポスターラリーの様子も載っていますよ。


さて「小栗ノート」昨日の夕方、届きました!
とてもとても素敵な写真集でしたよ。ひとことで言うと、
愛おしい写真集。
格好いい、可愛い、素敵はもちろんだけど、
人間的にとても愛おしいなあって感じました。
写真が凄くいいです。ナチュラルでリアルで臨場感があって、
イギリスでの彼は、きっと彼が思うところの役者さんっていう感じがしました。
褐色の肌のせいもあるかもしれないけど、日本人とは思えないくらい。
帰ってきてからは、また違った雰囲気を纏った、
なんでもないのに、惹かれてしまうような、そんな小栗くんでした。
ワンちゃん、とっても可愛かった。でもそのひとりと一匹はなんだか切なかったです。
表紙の写真の目が好きです。決して晴れやかではなく、
でも小栗くんの時間が流れていて、ちょっと切ないような、
そして自分のありのままを厭わない感じで、その複雑さが好きでした。
彼はなんというか、すごく真正面から向かってくるので、
こちらも彼に対して、正面を向かざる負えないような、そんな雰囲気がありますよね。
すごく純粋なものを抱えていて、それを持ちながら生きていくのは、
大変だなあって思うけど、でも小栗くんの中にはいつも彼独特の潔さがあって、
そこがとても好きだなあって思います。
1st写真集より、はるかにいい顔になりました。当然格好よくなって、素敵になって、
彼の中に流れていた時間が間違ってなかったなあって思えるような写真集です。
ではここからはもう少し、私の好きな写真などについて書いていきますね。
内容に触れるので、読みたい方だけお願いします。












小栗ノート   小栗旬 / 撮影・藤原江理奈


イギリスでの彼は、というよりエアロンを演じている彼はなんとなく色っぽいですよね。
煙草を吸う虚ろな瞳。頬杖をついて、セピア色の古いカフェの店内。
ベッドに沈み込む綺麗な背中。右手の腕時計。握り締めた手。
異国の地の、あるひとりの舞台役者さんっていう感じがします。
そしてまさしく「小栗ノート」に書かれた日記。
ダイレクトに彼の気持ちが伝わってきて、苦しいほどでした。
でもきょうちゃんが来てくれてよかったです。
きょうちゃんは、「SO」にも、「同級生。」にも登場していましたが、
小栗くんは彼のことを“心友”って書いていました。
きょうちゃんへの小栗くんの気持ちがわかりますよね。
二人とも決して、上手い字ではないですが、
きょうちゃんの丸々した字が、彼を見守ってきたんだなあって思って、
なんだか安心しました。
それから小栗くんが撮った小さな写真もよかったです。
そこに書かれているコメントが、いつも彼が書く、色紙の言葉みたいに(笑)、
ちょっと、“?”みたいな可笑しさがあって、微笑ましく見ました。
日本に帰ってきたら、また違った雰囲気でした。かえって少し厭世的なような。
ワンちゃんしづちゃんがとっても可愛くて、あの松の木の前の、
まるでしづちゃんが小栗くんに話しかけているような写真が好きです。
小栗くんの心を許したような、笑顔が可愛いです。
しづちゃんのおでこにキス?してる俯いている写真も可愛い。
そして海辺で、しづちゃんを抱えて歩く見開きの写真がなんだか切なくて、
そのあとの車中で笑っているんだけど、涙ぐんでいる写真がまた切なくて、
胸に迫りました。
インタビューはいつものように内容が濃いもので、
小栗くんの心の移り変わりがよくわかりました。
彼はどんどん深くなっていきますね。
小さい頃の嘘をつく話が可笑しかったり、蜷川さんへの向き合い方とか、
でもこの一文。
“こんなに役者としての職業を、「やっぱり自分にはこれしかないなあ」って、
思えるようになれてよかったなあって思います。”
こういうことに巡り会えない人もたくさんいる中、
その職業が好きで、かつ才能もあって、そして何より向上心があって、
彼は役者さんという職業に巡り会えて本当によかったなあって思いました。
そして私もその巡り会いに感謝したいです。
こうやって彼をみつめることができて、素敵な時間を感じることが出来ました。
小栗くんの今が充分感じ取れた、愛おしい写真集でした。