風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

こっちへきてごらん、あったかいよ。

雨はあがってきました。
TV雑誌を見てきました。こういう展開なんだ〜(笑)。
「TVぴあ」の写真(27ページ)が、その傾き方と、流れる茶色の髪と、綺麗な顎の線と、
形のよい唇の結んだ感じと、グレーのコートが上品で、買ってきてしまいました。
類らしい甘く優しい雰囲気です。


さて小栗くんの2001年のドラマ、「青と白で水色」を、
ご好意で見せていただきました。ありがとうございます。
1時間くらいのドラマでしたが、とてもいいドラマでした。
いじめが題材なので、なかなか厳しい内容でしたが、
最後は爽やかに少し希望が見える形で終わって、でも涙が止まりませんでした。
小栗くんはとてもいい役でした。小栗くんの良さがすごく活かされた役で、
宮崎あおいちゃん(内山楓)が主人公で、いじめられているんですが、
なんといじめている役が蒼井優ちゃんで、
その楓を、なんとなく助けるという役です。
そのなんとなく、という感じが彼らしいなあって。
押し付けがましくなく、熱くなく、ときどきひねくれていて、
でもひとすじの光のようで。
あたたかい太陽の光。
ただ太陽っていうと、眩しい光を想像するんですが、
小栗くんの場合は眩しい光ではなくて、木漏れ日のような優しい光で、
でもこっちへきてごらん、あったかいよ。という光なんですよね。
そういう小栗くんの良さがよく出ているなあって思ったドラマでした。
振り向かない友達 大切な歌 
開かない扉の鍵 自転車の鍵 
屋上の青い空 流れる白い雲
まだ18歳くらいでしょうか。華奢で、でも学生服のブレザーと、
白シャツが似合って、ちょっと悪くて、一匹狼で、
愛すべき岸田匠くんでした。


そしてこのときは太陽の光でしたが、花沢類は月の光ですよね
小栗くんの本「First Stage」の中で「花より男子」のプロデューサー瀬戸口さんが、
類は光を放っていなくてならないが、
「でもその光は太陽じゃなくて、月の光なんですよね。
あの線の柔らかさ、優しさ、天然さを、
うまく表現できる人じゃないとダメだったわけです。」と起用の理由を仰っていました。
太陽の光も、月の光も演じられて、そしていつも彼の光は、
こっちへきてごらん、あったかいよ。という優しい光なんだなあって思いながら、
18歳の彼を見ていました。