風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

恋に教わりました 恋が尋ねてみよと勧めたのです

青い空に桜の薄紅色が綺麗です。
昨日、シェイクスピアドラマSPとして「ロミオとジュリエット」のような?
物語を放送していましたね。ちらっと見ただけなんですが。
シェイクスピアの魅力のひとつは、やはりあの美しい詩的な台詞だと思います。
私はなんとなくシェイクスピアに憧れを持っていて、
もうひとつ踏み出せないでいたんですが、
その背中を押してくれたのは小栗くんでした。何度も書いていますが(笑)。
小栗くんを知って、彼の公式HPを見たとき、
まあ、シェイクスピアを演じる役者さんなんだわって思って、
シェイクスピアを舞台で観たいって、すごく思ったのです。
「お気に召すまま」初演を観たとき、
あの若く美しい青年から語られる、
シェイクスピアの、やはり美しい台詞の数々。もううっとりしました。
小栗くんは普段は本当に今時の若者なんですが、すごく古典が嵌るんです。
蜷川さんが、「立っているだけで貴族に見える」
「持って生まれた外観や声の良さ、品格」と、
小栗くんのことを言い表していましたが、
オーランドーが、アンティフォラスが、エアロンが、物語から抜け出たように、
それは美しく、軽やかに、しなやかに、舞台を駆け巡ります。
たくさんの人が観られるといいですよね。小栗くんの舞台。
舞台の彼の素晴らしさを、みんなに観てほしいです。
それでは、絶対、いつか、必ず、小栗くんに演じてほしいロミオ。
その「ロミオとジュリエット」の台詞から。


「誰に教わって、ここがお分かりになりましたの」
「恋に教わりました。恋が尋ねてみよと勧めたのです。
それから恋が知恵を、わたしが眼を貸しました。
わたしは船乗りではありませんが、
あえて、遠い海を渡り、荒れはてた岸辺までもまいります。
あなたのような財宝が手に入るなら。」