風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

あの当時の僕らの青い感じ

晴れの日が続きます。
今月は、東映チャンネルで、「小栗旬特集」でしたが、
もうそろそろ終わりでしょうか。私は結局、契約しなくて、
見られなかったのですが、その中で、放送された、
「イズ・エー」「隣人13号」「羊のうた」について、
小栗くんのコメントがあったそうです。
メールにて、教えていただきました(ありがとうございます)。
小栗くんは、黒髪で前髪をおろして、赤いTシャツに、水色チェックのシャツで、
インタンビューを受けていたそうです。


「イズ・エー」・・・出演の理由(製作当時、多発した小栗と同世代の若者による,
           凶悪犯罪が出演を決める上で大きく影響したという。)
小栗・・・まあ、丁度そういう時期が続いて、そういう嫌なニュースが続いて、
     なんかイッショクタにされている自分達というのが、
     すごくむかついてたんですよね。
      だからどちらかと言うと、こういう題材を社会派映画としてやることの、
     理由って、なんなんだろうか?と言う事と、それでいて、
     僕はどこかでそういう事をする人間って、
      やっぱり、ある意味モンスター的なものだと思うんですよね。
      なんか感覚としては、分からない部分も、
     その人しか持っていない感覚を持っている人たちというか・・・
     で、そういうふうに思うんならば、自分でちょっと、そういうものを、
     演じてみようって言う事で、やらせてもらったっていう感じですね。


隣人13号」・・・主人公 村崎十三を演じて
小栗・・・井上三太さんは、僕すっごく大好きな漫画家さんだったので、
     隣人の話が来た時に、是非やりたい!ということで、
     どの役でもいいからって言ってたら、十三の話をもらえたので
     もう何が何でもやりたいって感じだったんですけど、立っている時から、
     獅童さんと僕の中では感覚がやっぱり違うので、そこが、二人一役を
     やったことの、すごいふり幅になっていると思うので、
     いいものになったなと思います。


羊のうた」・・・初主演の映画ということで
小栗・・・やあ、空回りしましたね。空回りしたし、
     なんかかなり力入ってたと思いますね。
     だから結局、自分で全部背負おうと思っているというか、
     そういうふうに思えば思うほど、なんか一人だけ浮いていくと言うか、
     ちょっとそういう事になりがちだった映画かなと思いますね。
     でもね、僕は花堂監督は、すごく好きな監督で、
     どこか人間の感覚をえぐる部分みたいなものを、
     すごく持ってる人だと思うから、
     すごく支えて貰ったし、背中を押して貰ったし、って言う感じで・・・。
     だから映画としては、すごくいいものになってると思うので、
     ちょっと、あの当時の僕らの青い感じと、
     俺がひとりでいっぱいいっぱいになっている感じを、
     楽しんでもらえたらいいかなと思ってますけどね。


最後に。
小栗・・・東映チャンネルをご覧の皆様、今月私の出演作品が放送されます。
     ちょっと過去の、過去過ぎるものが多いので、
     恥ずかしいのですが、是非、ご覧ください。


ということだそうです。ありがとうございました。いつも映画でも、舞台でも、
ドラマでも、出演するか否かに対して、どの程度、演じる俳優さんの意見は、
反映されるのかなあって思っていたんですが、
もちろん、本人が絶対、出たくないって(花沢類は3回断ったとか・笑)言ったら、
出演はないと思うし、本人が出たくても出演出来ないものもあるだろうし、
だから「イズ・エー」はそういう心積もりで、出たんだなあって思って、
興味深く、読みました。モンスター的というのはよく表現されていましたよね。
隣人13号」の話は「二人一役をやったことの、すごいふり幅になっている〜」と、
いうのは、よく分かりますよね。
羊のうた」は、前にしあわせ気分さんからも、コメント欄で、少し聞いていましたが、
いっぱいいっぱいだったのでしょうか(笑)。
映画、初主演は嬉しかったでしょうね。
メイキングで、花堂監督に寄り添いながら、恥ずかしそうに笑っていた、
まだ少年の面影が色濃く残る、小栗くんの様子を思い出しました。