風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

目で聞くことこそ愛のすばらしい知恵なのだから

薄曇です。
BBSにて響子さんに教えていただきました。
キサラギ」オンライン試写会が、また開催されるそうです。
http://streaming.yahoo.co.jp/lot/movie/kisaragi/
挑戦したい方、頑張ってみてくださいね。
norikoさんに教えていただきました(ありがとうございます)。
やべさんのブログ、見てみてくださいねということです(笑)。
みらいさんから、そしてメールにて教えていただきました(ありがとうございます)。
8月25日「オールナイトニッポン」40周年記念イベントが行なわれるそうです。
オールナイトニッポンのHPに、書いてありました。
http://www.allnightnippon.com/40th/info/
歴史あるラジオ番組の節目となる年にパーソナリティーを務めるということは、
本当に凄いことなんですが、小栗くんは、「お気に召すまま」仙台公演が、
8月25日は、昼、夜公演あるので、どうなんでしょうね〜。
生出演は無理な気がしますが、
何らかの形となっているので、詳細はこれからですね。


ということで、このところなんだか気持ちが忙しいので(笑)、
今日はちょっとひと休み。
シェイクスピアソネット」より。
2006年4月、「タイタス・アンドロニカス」公演中、
シェイクスピアバースデイイベントで、
エアロン演じる小栗くんが詠んだ、第23番を、小田島雄志さん訳で。


第23番


未熟な役者が舞台に立つともうそれだけで
恐怖にふるえて自分の役を忘れてしまうように、
あるいは獰猛な野獣が怒りにのぼせあがると
力があまってかえって力を発揮できないように、
私も自信のなさからどう受け取られるか恐れ、
愛の正式の告白を結局は言い忘れてしまう、
そして自分の愛の力が重すぎるあまり
かえって自分の愛に押しつぶされるように思う。
とすればわが詩よ、もの言いたい胸のうちを
巧みに語る声なき代弁者となってほしい、
そのほうがことば数多く正確に伝える舌よりも
強く愛を訴え、その報いを求めるだろう。
 ああ、声なき愛が書いたことばを読みとってほしい
 目で聞くことこそ愛のすばらしい知恵なのだから。


最後の二行が素敵です。
溢れる思いが伝わってきますね。
私はその場にいなかったので、聞いていないのですが、
23才の彼がこれを(訳は違うと思いますが)、詠んだのかと思うと、
素敵だなあって思います。
今また、優雅なゆったりした空間に、彼を置いてあげたいなあって思いますよね。
でも、まだまだ先のことですね(笑)。