風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

佐野泉くん総評

晴れたり、曇ったりしています。
ほのじさん、はるさん、恋蓮さんから教えていただきました(ありがとうございます)。
コナン実写版第2弾、正式発表になりました。
HPはこちら。アンテナにも入れておきました。
http://www.ytv.co.jp/conan-drama/index_set.html
動画もありますね。同じような感じのものを、今朝、「なるとも」で見ました。
髪型は、第1弾のときの方が好きなんですが、
カリギュラ」があるので、襟足は切れないのかな。
でもまた新一くんが見られるのは嬉しいです。
記事はこちら2つ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000032-nks-ent
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000062-sph-ent
黒の組織との対決は楽しみですね。
そしてゆいさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
昨日の「花ざかりの君たちへ」視聴率、21.0%だったそうです!
最後を飾りましたね〜。みんなが一生懸命、楽しく撮ったドラマだったので、
とっても嬉しいですね。
では私も恒例の総評シリーズ(笑)。佐野泉くんの総評を書きたいと思います。
このドラマが終わったとき、こんなに清々しい気持ちになるって、
皆さん、想像していましたか。
これが小栗くんが出した答えなんだって思いました。
このドラマを思うとき、どうしても舞台「お気に召すまま」が重なったことを、
抜きにしては考えられません。
でも逆にこのドラマによって、支えられたところがあったのかなって、
生田くん(小栗くん曰く、出会えてよかった)との親交も深まり、
一生懸命な若い男の子たちのパワーと、もう一度、青春時代を送っているような、
いい雰囲気の現場で、本当によかったなあって思いました。
ちょうど、佐野の心が溶けていくように、大変なときから、小栗くんも復活して、
「お気に召すまま」もゴールが見え始めたり、真希ちゃんの男装は、
ロザリンドと重なっていたり、リンクする部分がありましたよね。
今年の暑い夏を思うとき、いい夏だったと思えたということが、
本当に幸せなことだなあって思いました。
では、佐野くんについて(私の趣味もかなり入ります・笑)、書きたいと思います。


《佐野と夏の制服》
最後の制服姿と思っていましたが、また着なくてはいけないみたいですが(笑)、
オーソドックスな制服がとてもよく似合っていました。
清潔な白い襟の、その顎の線から首筋にかけて、その襟元が綺麗で、
緩めたネクタイ、白シャツは光に透けて、高い背、長い足。
濃淡、溢れる緑の中、眩しい夏の日差しに、黒髪はその風に揺れながら
現れるその姿は、憧れの人、そのままでした。


《佐野と寮生活》
個人的に全寮制、男子校が好きなので(え?笑)、いろいろな生活的部分を、
楽しませていただきました。歯みがき、眠る、起きる、着替える・・・。
こうやってネクタイを外して、シャツを脱ぐのねとか、
綺麗な背中もたくさん見られました(笑)。
瑞稀と同室になったばかりの頃、自分はさっさと着替えちゃって、
それから、瑞稀を起こすところが、「トーマの心臓」の、
ユーリとエーリクみたいだとか(分かる人だけ分かる話題です・笑)、
熱が出て看病されたり、ベッドで二人で仲良く腰掛けたり、
なんでもないことに、ときめいたりしていました(笑)。
でも瑞稀が女と分かったとき、佐野とずっと同室だったことは、
誰もなにも言わなかったんですが、それは「りの君」だからですよね。
みんな佐野を信頼しているんですね(笑)。


《佐野とハイジャン》
これは佐野の存在証明と言っていいくらいの、小栗くんが吹き替えなしで、
やり遂げて、それで佐野が完成されたというか、小栗くん、素晴らしかったですよね。
私としては、走っていって、踏み切って、後ろ向きに跳ぶとか、
考えられないのですが(笑)、最後は綺麗な放物線を描いて、跳んでいました。
瑞稀が、アメリカから来てしまうのも、無理ないなあっていうくらいの、
繊細でしなやかで、綺麗な跳び方でしたよね。そしてバーへ向かっていく瞳が、
もう敵わないほど、こちらが浄化されていくような美しさで、
小栗くんの中にある、誰にも負けない純粋な部分をすごく感じた瞳でした。


《佐野と心の変化》
閉ざしていた佐野の心、だんだん溶けていくところを、
いつものように、自然に押し付けがましくなく演じていました。
「みんながあいつを跳ばそうとした」
梅田先生の言葉は、佐野がどんなに孤独を感じようと、
すでにみんなから愛されていたことを示します。
佐野はもうすでにみんなから愛されていたのに、
それは確執のあった父親からも、でも閉ざされていた心。
その心を溶かしたのは、瑞稀のストレートなでも包み込むような、
強くそして優しい心でした。
頑なな寂しげな瞳は、光が射して、優しくおおらかな、
そして生き生きとした瞳に変わりました。


学園ドラマなので、みんなと一緒のシーンを、きっともっとたくさん、
撮りたかっただろうなあって思いましたが、佐野はシリアス部門担当だったので、
でも最後に近づくにつれて、そういうシーンが増えていって、とても楽しそうでしたね。
あまり今までのドラマになかった、瑞稀とのいちゃいちゃシーンも可愛かったし、
奈良漬で酔っ払っちゃう佐野ならではの、女の子、男の子かまわずの、
キスシーンも見られたし、抱きしめ方もときめきましたね。
なにしろ後味爽やかな清々しい気持ちのいいドラマでした。
若いっていいなあって思いました(笑)。
水色の空、綺麗な緑、爽やかな風、夏の光。
「やっと分かった。私は佐野のことが・・・好きだ」