風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

カリギュラ 初日 NINAGAWA×SHAKESPEAREⅣ

だんだん晴れてきました。
カリギュラ」公開リハーサルの様子、皆さんご覧になられましたか。
ゆっきー星さん、cannaさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
動画がUPされました。同じ動画です。見やすい方でどうぞ。
http://headlines.yahoo.co.jp/video_gallery/showbizzy_interview/g071172.html
http://broadband.biglobe.ne.jp/index_program.html?ch=news_p&prog=entertain&movieid=842597
若村さんの名前が出たあたりから、小栗くんの慌てぶりが可笑しいですよね(笑)。
蜷川さん、小栗くんの相変わらずの雰囲気が、微笑ましかったです。
そしてBBSで、midoriさん、safekuroさんが、「めざまし」と「スッキリ」の動画を、
紹介してくださっています(ありがとうございます)。見てみてくださいね。
しあわせ気分さん、すーこさんが、
記事を教えてくださいました(ありがとうございます)。
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20071106-279695.html
もうひとつ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000005-oric-ent
蜷川さんの言葉がいつも嬉しいですよね。
「オレはみんなが騒ぐ前から小栗を発見していた。
今の人気は当たり前だと思っている。
悪そうで、利口で、セクシャルで、芝居の上手い男だ」
そして身体の美しさが充分に活かされたあの衣装、セクシーでした。
「ズームイン」の羽鳥アナウンサーの、
「このままルーブル美術館へいってもいいくらい」とか、
「めざまし」の大塚さんの「演技力のあるイケメンですから鬼に金棒ですね」とか、
いろいろ嬉しい言葉も聞けて、
本当にミケランジェロダビデ像のように美しく、ダビデさんよりむしろ足が長い(笑)。
引きずる長さといい、布の絡み方が、絵になるなあって見てました。
あのインタビューを受けていた白い衣装も素敵でしたね。
誇り高い皇帝という感じでした。
舞台はやっぱりパワーが凄く伝わってきそうで、少し見ただけで、惹きこまれました。
昨日も書きましたが、全公演、小栗くんはじめ、キャスト、スタッフの皆さん全員が、
お身体に気をつけて、無事にやり遂げられますように。
大成功をお祈りしています。そしてマナーを守って観劇ましょうね。
さあ、初日はどんな感じだったのでしょう。
今夜の「オールナイトニッポン」を聞くのもドキドキしますよね。


私は「カリギュラ」観劇まで、まだ少し日にちがあるので、
午前中に届いたDVD「NINAGAWA×SHAKESPEAREⅣ」の、
「お気に召すまま」、3時間、観ちゃいました(笑)。
2004年の作品なので、真四角の画面かなと思っていましたが、
長四角の画面で(笑)、ハイビジョンではないですが、
カメラワークはよかったと思います。
特典映像は、「お気に召すまま」はパンフレットのみ、
恋の骨折り損」は、メイキングとインタビューがありました。
そしてなんだかね、やっぱりね、普通に感動してしまいました(笑)。
「お気に召すまま」の戯曲がいいんですよね。
再演とはここの演出が違うんだなあとか、思ったりしながら、
でもところどころ涙し、笑いながら、感動して観ていました。
21歳の小栗オーランドーは、再演よりは、やはり声の出し方が違うなあとか、
顔つきが違うなあとか、包容力とか大人の雰囲気は当然再演の方があるのですが、
その若さ、頼りなさゆえの、無我夢中の真っ直ぐさ、
一生懸命さは充分伝わってきました。
栗色の髪、すべらかな綺麗な肌、高い背、細身の身体。
ちょっぴりやんちゃで、優しく可愛らしく、
少年っぽさの残る、ふわっとした美しいオーランドーでした。
正装をして、やっとロザリンドに巡り会えたときのひとすじの涙。
カーテンコールのいつものまず見上げるような目線と、
あの片方の手を後手に、もう片方の手は胸のあたりに、
真っ直ぐ足を揃えてのお辞儀を見ていると、
あの頃から、今も変わらないなあって、なんだか胸がいっぱいになってしまいました。
カーテンコールで、泣きそうだった成宮くんの表情も印象的でした。
再演は、カーテンコールであのリベラの「ロスク・イステ(サンクトゥス)」が、
流れたのですが、この初演のときは流れていませんでした。
でも拍手がずっと鳴り止まず、ただただ拍手の音が降りそそいでいて、
その中で、顔を見合わせるオーランドーとロザリンドがとても素敵でした。
投げキッスも一回ありましたが(笑)、黄色い声援は聞かれず、
観客の方がとても静かに、笑うところは笑って、
本当に演劇を楽しんでいる感じがしました。
私はこの初演の「お気に召すまま」を観劇して、
本格的に小栗くんに嵌りましたので(笑)、やっぱり思い入れのある作品です。
そっと大切にしまっておきたいような、素敵な作品でした。
メー子ちゃんは、二代目の方が美人さんでした(笑)。
再演も是非、DVDにしてほしいですよね。