風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

気持ちのいい、清潔感のある5人

晴れました。風が強いです。
昨日の「行列のできる法律相談所」は、これからの予告のような感じでしたね。
つぶらな瞳が可愛かったです。
さて「キサラギ」の公式ブログにも書いてありましたが、
16日に、渋谷シネマアンジェリカでの「キサラギ」の凱旋上映に、
香川さんと監督さんのトークイベントが行われました。
そのトークイベントに行かれた方から、メールをいただいて、
その様子を報告してくださいました(ありがとうございます)。
その方の了承も得ましたので、ここにその一部を載せたいと思います。


“香川さん、佐藤監督の舞台挨拶へ行ってきました。とても楽しい舞台挨拶でした。
最前列に男の子がいて、カチューシャを付け、香川さんに花束を渡していて、
香川さんも監督さんもスタッフの方も、喜んでいました。
監督さんが、公開されて随分経つのに沢山来てくれてありがとうございました。
という様な挨拶をされていて、嬉しそうな気持ちが伝わってきました。
「初めて見る人」という質問に、結構、手を上げていた方がいて、
これも嬉しかったです。
日本アカデミー賞については「惨敗でした!」と言っていましたが、
話題賞が取れたこと、ブルーリボン賞が取れたことを、とても喜んでいました。
ブルーリボン賞授賞式の控え室では、三國連太郎さん、三浦友和さん、
渡辺謙さんがいらっしゃって、渡辺さんがよく話をしていて、監督さんが三國さんに
息子さんと一字違いでご迷惑かけてます、というような内容のことを言ったら、
三浦さんが「こうちゃんはそんなこと気にしてないよ」と言っていた話を、
してくれました。ちょっと面白かったです。香川さんは、
ブルーリボン賞作品賞を取った作品に出たのは初めてで嬉しい、と言っていました。
その香川さんが「今“キサラギ”を見ると小出恵介が色んなことしてるんだよ」
「セリフ言った後ろで細いことしていて面白い」
「今度見るときは小出恵介に注目して見て」という様なことを言っていて、
監督さんは「安男が“買って来ましたよ〜”って喪服着て戻って来て、
やり取りしているとき、いちご娘が手にギュ〜って力を入れてるところが細かい」
という様なことを言っていました。
香川さんが「よく見てますね。あ、監督だからそうですよね」と言っていました。
もしかしたら、監督さんが「監督だからね」って言ったのかもしれません。
日本アカデミー賞授賞式の「キサラギ」紹介のとき、
結構話したのにカットされていた、と香川さんは言っていましたが
最優秀助演男優賞を授賞していたら(花束をトロフィー代わりに上にあげ)、
「“ショウミー!って言おうとしたのに”って今、思い付きました」って、
言っていて、可笑しかったです。
今回の授賞式の進行について、思うところは、
キネマ旬報の連載に書きます」ということで、楽しみにしたいと思います。
本当に、笑いのたえない楽しい舞台挨拶でした。”


最前列の男の子、素晴らしいですね(笑)。嬉しいですよね。
三國連太郎さんの息子さんは、佐藤浩市さんなので、
そういえば、佐藤祐市監督とは一字違いですね。
ブルーリボン賞での控え室の裏話も、様子が目に浮かぶようで微笑ましいです。
あの名優といわれる香川さんでも、「ブルーリボン賞」作品賞をとった作品に、
出られたのは、「キサラギ」が初めてなんですね。そう思うと、小栗くんも、
ブルーリボン賞」作品賞をとった作品に出られたこと、本当に嬉しいことですよね。
キサラギ」に関するお話は、どれもみんな温かくて、楽しくて、
やっぱり映画「キサラギ」がそうさせるんですよね。
キサラギ」に対して、蜷川さんが、
「面白い!個性豊かな俳優たちがいきいきと演技を競い合っている。
うまい俳優の演技はホノボノとユーモアに包まれて、清潔感があるのだ。」と、
仰っていましたが、この頃、あの5人を見るにつけ、
本当に、気持ちのいい、清潔感のある5人だなあって思います。
香川さんの「キネマ旬報」の「日本魅録」、楽しみですね。
キサラギ」のカットされた話、聞きたかったです。
そして香川さんの「ショウミー!」がもっと聞きたかったです(笑)。