風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ドキュメンタリー番組 梅里雪山

朝のうち曇っていましたが、晴れてきました。
以前書きましたが、小栗くんと長澤まさみちゃんと一緒にスープを楽しむ会、
今日から応募が始まります。
http://k08.jp/
またスープを飲む日々が始まりますね(笑)。
konakoさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
高橋努さんのブログに、小栗くんとお仕事を一緒にしたことが書かれています。
http://tsutomu-shibu8.at.webry.info/200803/article_2.html
なんのお仕事でしょうね。早く知りたいですね。
raimuさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
やべさんのブログに、「ボンビーメン」打ち上げの様子が書かれています。
http://blog.livedoor.jp/yabesuke1112/
とっても楽しそうな打ち上げで、よかったですね。
pantonさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
小栗くん、ドラマ・オブ・ザイヤー2007で、助演男優賞だそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080317-00000033-sanspo-ent
これは「花ざかりの君たちへ」佐野役で、もらっているんですね。
大変なときに撮影していたものなので、報われてよかったですね。
先日買った「TV LIFE」でも、助演男優賞に選ばれていました。
写真、可愛かったですよ(笑)。
これは「花より男子リターンズ」と「花ざかりの君たちへ」で選ばれていました。
さて、ご好意で、小栗くんが初ナレーションをしたドキュメンタリー番組、
「梅里雪山〜17人の友を探して〜」を見せていただきました。ありがとうございます。
こちらがそのHP。概要が書かれています。
http://www.ntv.co.jp/17nin/
感想を少し書きたいと思いますので、ここからは、読みたい方だけお願いします。














梅里雪山 〜17人の友を探して〜     ナレーション 小栗旬


淡々と描かれていました。
それはただ10年間遺体を捜し続けた人の物語ではなくて、
梅里雪山に対して、もちろんその探し続ける小林さんの思いと、
残された遺族の方々の思い、そして聖なる山と崇めるチベット族
地球温暖化。いろいろなメッセージが入っていました。
小林さん自身がすごく穏やかで、決して大仰ではなく、こつこつと、
でも他の人がとても出来そうにないことを、やってきた方で、
小林さんだからこそ、チベット族の人々も、
彼を最初は拒んでいたのに、いつのまにか協力してくれて、
昔からの友達のように接してくれたのだと思います。
私は身の危険を冒してまで、山へ登る人達の気持ちが、よくわからなくて、
漠然と挑戦なのかなって思っていたのですが、
それは山への、自然への畏怖、敬意も含まれているんだなあって、
今回のドキュメンタリー番組を見て思いました。
梅里雪山は本当に、恐れを感じるほどの美しさでした。
そして小栗くんのナレーションは、まずこんなにずっとナレーションが、
入っているとは思いませんでした。ほぼずっと小栗くんが語っていく状態です。
少し低めの声で、内容が厳しいものなので、慎重さを感じました。
私としては、文章が「だった」「なった」ではなくて、
「でした」「なりました」という方が彼の声に合うかなって思ったのですが、
こういう内容なので、端的な文章なのかもしれません。
そしてやはり手紙を読むところ、遺族の方々の思いを語るところは、
心に響きました。
弟を亡くした姉から。
「いつまでも年をとることのない弟に、ずっと問い続けてきた。
何故?どうして?
17年前、弟が見た風景を見ておきたかった。
弟の興奮を、喜びを知りたいと願ってきた。」
隊長を務めた方から奥様への手紙。
「毎日天気が良くて、
入山時に降った40センチの雪も、ほぼ融けてしまいました。
毎日太陽を追っかけて暮らしています・・・」
遺族の方々にもそれぞれの思いがあって、胸詰まされました。
ナレーションということで、あまり感情過多になってはいけないし、
でもこういう手紙のところなどは、押し付けがましくなく感情が入っていて、
気持ちを持っていかれます。
すこし鼻声でしたが、でも彼の声そのものに、いたわり、優しさ、誠実さ、
時には決意が感じられて、良かったと思います。
声にもその人の人格が出るんだなあって、今更ながらに思いました。
最後はこう結ばれていました。
「梅里雪山。太古の昔から人間営みを見下ろしてきた頂は、
チベット族の篤い信仰を集め、今も泰然とそこにある。
限界に挑み、山頂を極めようとするものと、聖なる山を守ろうとするもの。
小林尚礼の長い旅は二つの狭間を行く旅だった。
梅里雪山。その頂から見える景色を、まだ誰も知らない。」
“二つの狭間を行く旅だった”が、すべてを物語っているような気がします。
真摯に作られた、良質なドキュメンタリー番組でした。