風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

風の感触、波のゆらめき、陽の光のあたたかさ

少しずつ晴れてきました。
pantonさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
高橋努さんのブログ、あのゴーヤチャンプルーのことが書かれています。
http://tsutomu-shibu8.at.webry.info/
小栗くんとのお仕事はやはりこのことだったんですね。蜷川さんのお芝居にも、
出演されるんですね。ゴーヤチャンプルーのCM、テレビで見ましたよ。
そしてソニーエリクソンの新商品紹介、小栗くんの写真も見られます。
http://www.sonyericsson.co.jp/
ちょっと「ウォーターズ」のリョウヘイくんみたい(笑)。


さて昨日は、少し足を伸ばして、こちらの美術館(名古屋ボストン美術館)で、
開催されている「クロード・モネ展」へ行ってきました。
長男が先に行って、とてもよかったと言っていたので。
思ったより展示されている作品も多くて、丁寧に解説されていて、
本当にとてもよかったです。好きな絵の前にはずっといたいなあという感じでした。
そして今更なんですが、私たちはモネが見た感じた風景を、
キャンバスを通して、また見ているんだなあって思いました。
そこの風景が見たいなら、実際に行くか、写真を見ればいいわけで、
モネの感じた心の風景。ちゃんと伝わってくるんですよね。
風の感触、波のゆらめき、
陽の光のあたたかさ、そのきらめき・・・。
モネはその伝わり方も優しく伝わってくるので、そこも好きなところです。
長男がファンだという「積藁、日没」、その見る距離によって、
夕日に染まったその積藁の、赤、橙の光の具合が違って見えました。
そう光、光・・・。たくさんの色たちによって、光は描かれていました。
そうやって考えると、たとえばシェイクスピアカミュ
これからの井上ひさしさんの小次郎も、
小栗くんが彼なりの解釈をして、その役から透けて見える彼の心の風景を、
私たちは感じているんだなあって思ったりしました。
モネは自宅の壁に浮世絵を飾ったり、日本文化に強い関心を寄せていて、
そんなところも親しみやすいかもしれません。
そういえば、見に行った中で、気に入った絵3枚の、
ポストカードを買ってきたのですが、
長男に見せたら、「それは俺も好きな3枚だった」と言われて、
ちょっと嬉しかったです(笑)。
「積藁、日没」はこちら。http://www.nagoya-boston.or.jp/tenran/monepic8.htm 
実際に見た絵はもっと刻々と夕日に染まる感じでした。