風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

宝物

曇っていましたが、晴れてきました。
むくりんさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
お兄様のブログ、3月5日のところに、名前が出てきたそうです。
ANNにゲストに来てくださったら、嬉しいですよね。
mimosaさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
ANNの作家三枝さんのブログ、3月6日のところに、
3年間のラジオが楽しかったと書かれています。

【 三枝玄樹さんのブログ 】

本当にいいチームだったんですね。
その小栗くんの「オールナイトニッポン」、私は「オールナイトニッポン」Rから、
聞いていて、一応、ずっとレポートを書いているのですが、
レポートこれだけ?という回や、タイトルにさえなっていない回があったり、
そしてなんといっても、小栗くんが嬉々として喋っていた下ネタは、
書かなかったので(笑)、片手落ちも甚だしいレポートなのですが、
ずっと読んでくださった皆さんには、本当に感謝しています。
一番の思い出である、オールナイトニッポン演劇部については、
祝福のコメントもたくさんいただき、本当にありがとうございました。
その公演の様子は、ラジオの放送とともに、こちらに書いてあります。

【 オールナイトニッポン演劇部 第1回公演 】

【 小栗旬のオールナイトニッポン 第61回 その1 】

【 小栗旬のオールナイトニッポン 第61回 その2 】

ただ、もう「オールナイトニッポン」が3月31日に終了ということで、
駆け込むようで申し訳ないのですが、
オールナイトニッポン」のレポートで、一番書き起こしたかったことを、
書いていなかったんですよね(笑)。
それは演劇部で、原案が読まれたとき、その原案が選ばれて、
小栗くんと電話で話したとき、演劇部の公演で、小栗くんに感想を聞かれたときの、
小栗くんとのやりとりです(笑)。
やはりこれはこのブログに書き留めておきたいので、
おまけで、公演のとき、一緒に行った長男の感想も(お許しが出たので)、
書いておきますが、ということで、たたんでおきます(笑)。
あくまでも私の記録のためです(長いです・笑)。






2007年2月14日 「オールナイトニッポン」第6回より。
(小栗くん、24歳。花より男子2、放送中)


さ、そして、続きまして、
愛知県のけいこさんよりいただきました。
タイトル、ある夕日の眩しさの理由、あの夕日の眩しさの理由。
ある家の居間。母親と娘三人が、話し合っている。
実は母親から、父親が借金を抱え、
明日の夜、家族全員で、夜逃げをすることを聞かされる。
伽子(かこ)、今日子ともその話に、仕方なく、従う決意。
ただいつもおとなしい明日香が、どうしても、やりたいことがあると言い出す。
それは憧れの先輩に思いを告げることだった。
いつもたくさんの女の子から、告白されている先輩なので、
どうにか彼の記憶に残るような告白がしたい。
そんな憧れの先輩に、地味なあなたがどうなのよ、という話も出たが、
そこには家族。この街での最後の花道を飾るために、
どうしたら、彼の記憶へ残るか、話し合うことに。
伽子は得意のシェイクスピアで、
今日子は、ロック魂での告白をすすめ、
白熱しているところへ、借金取りが、取り立てにやってくる。
しかし、その取立て屋、実は演劇を勉強していたということで、
明日香の演技指導に入る。
果たして、明日香の告白は・・・。
そして次の日の校庭。
眩しい夕日の中の告白で幕は閉じる。と。
あはははは、これ、なんだかすごい話ですね。
あははっ、ちょっと面白いかな。
ただでも今読ませてもらった三作品、ありますけども、
やっぱり皆さん、ラブストーリーなんですね。
ん〜、どうしても今はラブ路線なのかなあ。
ま、バレンタインデーが近かったっていうこともあるのかな。
ん〜、意外とね。僕自身がラブストーリーって、
あんまり得意じゃないんですよ。
俺、男臭い話とかばっかりが好きだから、どうしても。ん〜。
でもこの あの夕日の眩しさの理由なんかは、
いいですね。すごく。ん。
ただちょっとこう、設定がロック魂、シェイクスピアっていうのがね。
ん〜、ちょっと、まあ、ありがちと言ってしまったら、ありがちなのかなと、
いうところも、あるかなと思いますよね。
ただ借金取りが取り立てにやってきたら、
実は演劇を勉強していたということで、演技レッスンに入るっていうのは、
面白いっすね〜。えへへ、どういう形で入っていくんだろうね。
どういう形でその理由を知るのかちょっと知りたいなあ。
ということで、ほんと皆さん、あのう、ありがとうございます。


2007年5月2日 「オールナイトニッポン」第16回より。
(小栗くん、24歳。クローズZERO、撮影中)


小栗「そして原作ストーリーの方も皆さんから400作品を超える応募がありましたが、
    そちらも選考を行い、採用作品が決定しました。
    早速、発表したいと思います。
    愛知県のけいこさんからいただいた“あの夕日の眩しさの理由”です。
    それではね、ちょっとストーリーを読んでみたいと思いますけども、
    タイトルはね。“あの夕日の眩しさの理由” 
    ある家の居間。母親と娘三人が、話し合っている。
    実は母親から、父親が借金を抱え、明日の夜、家族全員で、
    夜逃げをすることを聞かされる。伽子(かこ)、今日子ともその話に、
    仕方なく、従う決意。ただいつもおとなしい明日香が、どうしても、
    やりたいことがあると言い出す。それは憧れの先輩に思いを、
    告げることだった。いつもたくさんの女の子から告白されている先輩なので、
    どうにか彼の記憶に残るような告白がしたい。
    そんな憧れの先輩に、地味なあなたがどうなのよ、という話も出たが、
    そこは家族。この街での最後の花道を飾るために、どうしたら、
    彼の記憶へ残るか、話し合うことに。
    というようなね、あらすじですけども。これはね、前の放送の中でも、
    紹介した作品でですね。ええ、あのう、もちろんね、こういっぱい、
    来てる中から、これで紹介したということで、僕らもちょっとね、
    注目していたものではあったんですけども。あのう、まあ一応こういう、
    あらすじはこんな感じだけども、このままではなく、若干変えたりね、
    あの、これはあくまで原案ということで、あのう、
    脚本作りをさせてもらっていくので、その中で生まれてきたキャストがあれば、
    もちろんね、また募集するかもしれないし、そうなったときには、
    今回の12人の中で今ね、今の段階ではこの3名という形になりましたけども、
    他の9名もまた、もう一度、オーディションを受けてもらって、その中から、
    キャラクターに当てはまる人間を選んでいきたいと思っております。
    はい。そして今夜はこの原作ストーリーを送ってくれた、けいこさん、
    けいこさんとね。お電話を繋いでみたいと思います。けいこさ〜ん」
私  「もしもし」
小栗「もしもし」
私  「こんばんは」
小栗「こんばんは」
私  「はじめまして」
小栗「はじめまして。小栗旬です」
私  「あ、いつも拝見してます」
小栗「いつも拝聴してくれてますか」
私  「そうです、そうです。はい」
小栗「おめでとうというか、ありがとうございますという感じなんですけども」
私  「こちらこそ、ありがとうございました」
小栗「あのう、ほんといろんなお話がありまして、その中からちょっと今回ね、
    これが一番、あのう、この簡潔に、そして面白く、
    作れる作品なんじゃないかということで、はい」
私  「ありがとうございます」
小栗「あのう、ちなみにけいこさんは普段は何をされてる方なんですか」
私  「普段は専業主婦なんですけど」
小栗「はい、なるほど。過去にこういった演劇の経験とかはあったりするんですか」
私  「もう全然ないですね」
小栗「あ、そうですか」
私  「はいはいはい。観るのは好きなんですけど」
小栗「ん」
私  「観るのっていっても、ほんとにそれこそあのお気に召すままの初演で」
小栗「はい」
私  「ほんとに何十年ぶりに観に行って」
小栗「はい」
私  「すごく、あのう嵌ってしまって」
小栗「ああ、ほんとですか!」
私  「そうです。ええ」
小栗「お気に召すまま、観に来てくれたと」
私  「はい、初演のときに」
小栗「わざわざ東京まで」
私  「そうです」
小栗「いらしてくれたんですね」
私  「はい。で、ほんとにあのうずっと、それからいろいろと。
    いろいろっていうか、小栗さん中心に」
小栗「ああ。間違いの喜劇は愛知県の方にも行きましたけども。あれは」
私  「そうです、そうです。名古屋で観て」
小栗「あ、観に来てくれたんですか」
私  「偶然の音楽も、タイタスも、観に行きまして」
小栗「おお!それはありがとうございます」
私  「いえいえ」
小栗「舞台はじゃあ、お好きということですね」
私  「そうですね。なんかあのう、箱ごとタイムスリップするみたいな感じが」
小栗「なるほど」
私  「すごく好きで」
小栗「そこが蜷川さんの舞台の醍醐味だったりしますよね」
私  「そうですよね。はい」
小栗「ん。あの普段もうこういったお話作りみたいなものはすることあるんですか?」
私  「普段は話は作りませんけど(笑)」
小栗「あはは」
私  「昔、若いときは」
小栗「はい」
私  「詩を書いたりとかはしてたんですけど」
小栗「なるほど、なるほど」
私  「お話はあんまり作ったこと、なくて」
小栗「はい。あの大変失礼ですが、今、おいくつとか、聞いてもよろしいですか」
私  「あの大学生の息子がいまして、それに足し算していただければ」
小栗「大学生の息子さんがいると」
私  「はいはい」
小栗「それは僕と同い年よりちょっと下ぐらいですね」
私  「そうですね。はい」
小栗「ということは、ふむふむふむふむ。ええ」
私  「そうですね(笑)」
小栗「おひとりですか、お子さんは」
私  「いえ、あの下に」
小栗「ん」
私  「あの高校生がいます」
小栗「ふたりとも」
私  「はい、男の子で」
小栗「ふたりとも男の子」
私  「はい。で、それこそ、初演のときは下の子が中学生のときに、
    一緒に連れてって」
小栗「はい」
私  「偶然の音楽は長男と行きまして」
小栗「ああ、そうですか」
私  「はいはい。やっぱりいろんな世界に触れるのは、
    若い時からいいかなと思いまして」
小栗「どうでしたか。お子さんの反応は?男だらけの舞台の」
私  「それが中学生のときに連れてったのに、お気に召すままが、
    3時間半くらいありますよね」
小栗「そうですね」
私  「それでも全然飽きることなくて」
小栗「はい」
私  「ほんとに楽しく帰って来れて」
小栗「ああ」
私  「だから凄いなあと思って。途中で駄々こねちゃったりとか、
    寝ちゃったりしたらどうしようって思ってたんですけど」
小栗「はいはい」
私  「全然楽しめて帰って来れたんで」
小栗「はい」
私  「で、素晴らしくあのなんか幸せになる、あの劇だったんで」
小栗「そうですね」
私  「ええ。だから凄くウキウキ気分で帰って来られました」
小栗「ああ、なるほど。僕もね、こないだちょっとね、大阪の方に、
    恋の骨折り損という舞台が」
私  「はいはいはい」
小栗「来ていたので、観に行ってきたんですけど。東京でちょっと観れなかったので」
私  「はいはい」
小栗「僕ね、初めてね、あの男だらけのシェイクスピア、蜷川さんがやってるのを、
    今まで自分が全部出てたので、観たことなかったんですけど」
私  「そうですね」
小栗「観たんですよね。ああいうふうに観えるんですね」
私  「そうですね」
小栗「ね。なんて言ったらいいのかな、なんかね、なんかやっぱりね」
私  「はい」
小栗「不思議な世界ですね。あの世界は」
私  「そうです。うん。でも凄く惹きこまれる感じがあるんで。
    とても美しい感じもあるし」
小栗「そうですね」
私  「うん」
小栗「まあ、失礼だけど、俺は恋の骨折り損を観て」
私  「はい」
小栗「あ、内容はお気に召すままの方が面白いなと思いましたけどね」
私  「あはは。深いですよね」
小栗「はい」
私  「はい」
小栗「ということで、そんな感じなんですけども、あのう、
    この作品を思いついたきっかけは」
私  「きっかけはなんだったかな。前のことで忘れちゃったんですけど、
    なんかを作ろう、そうだ、そういう応募があるんだと思って」
小栗「うん」
私  「10分か15分ぐらいって聞いたんで」
小栗「うん」
私  「ええ、じわじわではなくて、ドタバタコメディみたいにして、
    爽やかにっていうふうに考えて」
小栗「ん」
私  「それで、いろいろ下書きとかしてて、子供に見てもらったりとかして」
小栗「ふ〜ん」
私  「こういう展開の方がいいとかって言って、
    決めてったような気がするんですよね」
小栗「どうですか。その作業は面白かったですか」
私  「面白かったです!そういう作業が結構好きなんで」
小栗「ああ」
私  「ええ。ああ、よかった、よかったっていう感じで。別にもう、あの前に、
    読んでいただいたんで、もう読んでいただいただけで、もうよかったなあと」
小栗「ああ、ほんとですか」
私  「はいはい」
小栗「あのう、というわけで、このけいこさんが作ってくれた、
   “あの夕日の眩しさの理由”を原案に、ちょっと僕らの方でいろいろ、
   相談しながら、あのう、脚本を作らせていただいて、
   舞台作品に仕上げていこうと思っておりますので」
私  「楽しみにしてます」
小栗「今後も引き続き、楽しみに待っていてください」
私  「はい、わかりました」
小栗「はい、どうもありがとうございました」
私  「どうぞ、お身体に気をつけて」
小栗「はい」
私  「楽しみにしていますので、頑張ってください」
小栗「ありがとうございます。どうも、失礼します」
私  「はい、どうも、失礼します」


2008年4月6日 「オールナイトニッポン」第61回より。演劇部第1回公演。
(小栗くん、25歳)


小栗「はい、どうもどうも、皆さん、あはは(歓声)。
    どうも、はじめまして。イマジンスタジオにようこそ。
    すいません、ね、はいはいはい(三拍子で?拍手を止める振り・笑)。
    演劇部部長の小栗旬です。どうも、よろしくお願いします。
    あのう本日は皆さん、足もとの悪い中(凄くいい天気でした・笑)、
    こちらイマジンスタジオの方におこしいただきまして、ありがとうございます。
    あのうですね。まあ、今回このオールナイトニッポン演劇部はですね。
    僕があのう、普段、ええ、ラジオは聞いているけど、
    舞台は観に行ったことないなんていうね、リスナーの人たちだったり、
    そういう人たちにこう、演劇をもっと楽しんでもらえて、
    そしてみんなが観にいける環境が、もっともっといっぱい出来れば、
    いいなあということで、ちょっと今回、
    始めさせていただいたものなんですけども。こちらですね。ええ、
    2007年1月3日に企画がスタートし、リスナーの中から、劇団員を募集、
    そして原作の方も募集して作ったものなんですけどね。
    本日は原作者のけいこさんも会場に来てくれているということで、
    え〜、ちょっと私が・・・(探してくれたので、手をあげて、ご挨拶しました)。
    あ、どうもどうも、すいません。このたびはありがとうございます(拍手)。
    その作品があのう、三枝くんの脚色によって、どんなことになっているか、
    ちょっとあのう、いつものようになっているとは思いますけどね(笑)。
    よろしくお願いします。」


オールナイトニッポン」演劇部第1回公演「あの夕日に向かって」公演後


小栗「そしてそしてこの会場にいる原作者のけいこさん。いかがでしたか。
    この原作、原案をいただきましたけども、さあ、皆さん、あのう(拍手)。
    三枝くんの脚色によってね。こんなお話になりましたけども」
私  「あ、いえ、あのもう、自分の原作がお芝居になるっていうだけで、
    もう夢のようで」
小栗「ああ」
私  「ね。こんな素敵な作品になると思わなくて、本当に感激しています」
小栗「ありがとうございます」
私  「すごい軽やかな感じもあって、重くならずに」
小栗「ん」
私  「すごい素敵になってたんで。あと、演劇部の皆さんがすごくとっても上手くて、
    びっくりしました」
小栗「そうですよね」
私  「ええ。こんなにと思ってなくて」
小栗「ん」
私  「で、プロの方とプロじゃない方と一緒のお芝居、初めて観たので」
小栗「ん」
私  「どんな感じかなって思ってたんですけど」
小栗「ん」
私  「こんなふうになると思ってなくてすごいとっても感激しています。
    あと、廊下のシーンがよかったです」
小栗「あはは」
私  「あはは」
小栗「すいません。ありがとうございます。
    いや、ほんとにそうなんですよ。あのう、みんな初日からこんな感じの、
    レベルで持ってきてくれたんでね。こっちは盛り上がりましたよ。ほんとに」


書き起こしたいと言っておきながら、書き出してみると恥ずかしい思いも、
いっぱいなのですが(笑)、でもいい思い出になりました。
まず最初にメールを読んでいただいたとき、本当にドキドキしました(笑)。
そしてまさかの電話で話したときも、公演が行なわれたときも、
本当にドキドキして(思い出してもドキドキします・笑)、とても幸せな時間でした。
電話については、はなっから拝聴を注意され(笑)、でもこうやって、
書き起こしてみると、結構いろいろ話していて、
舞台のことを話せたことはとてもよかったです。
子供について、「下に高校生がいます」と言ったとき、
小栗くんは「ふたりとも」〜と言っていて、ふたりとも男の子なのが、
わかっているような口ぶりだったのが不思議です。
男の子二人いるような、私が口調だったのでしょうか(笑)。
そして電話で話してみての小栗くんの印象は、とてもクレバーな人だなあと、
思いました。頭が切れる感じ。
でも普通の若い男の子っていう自由な感じもあるし、敬語を使ってくれて、
言葉遣いも綺麗で(「いらしてくれたんですね」とか好きです・笑)、
気を遣ってくれてるなあという感じがしました。
とにかくとてもとても貴重な幸せな時間でした。
その後、ほぼ1年かかりましたが、私の原作で、公演が行なわれるなんて、
まさに夢のようでした。
私のあたふたとした感想を聞くときの、優しい表情をよく覚えていて、
笑い声も優しくて可愛かったです(笑)。
タイトルは「あの夕日の眩しさの理由」から「あの夕日に向かって」に、
変わっていましたが(笑)、でもここは入れてほしい、というところは、
入っていて嬉しかったのと、何より小栗くんにやってほしいなあと思っていた、
バスケ部の先輩役をやってくれたので、本当に嬉しかったです。
このときの感想は、「廊下のシーンがよかったです」がメインですね(笑)。
イマジンスタジオは、ガラス越しに廊下があって、校庭のシーンを、
そこで演じていました。小栗くんは告白されるバスケの先輩役、
この小栗くんがとても素敵だったんですよね〜。
ガラス越しに見る、バスケの黒いユニフォームを着たスラッと高い背の小栗くん、
憧れの先輩然とした、綺麗な立ち姿、すべらかな白い腕が忘れられません(笑)。
とてもとても幸せな時間でした。
私が書いたものが、小栗くんに選んでいただき、小栗くんはじめ皆さんの、
手によって、お芝居になり、小栗くんに演じてもらえたなんて、
本当に夢が叶った時間でした。感謝の思いでいっぱいです。
最後におまけの長男の感想を(笑)。


長男の感想


今日の朝のニュースとかでちょっぴり取り上げられていたりもした、ラジオの企画の、小栗旬演出の舞台を見てきました。折角なのでその感想でも書こうかと。
僕は完全に付き添いと言う立場だったので、正直あまり期待していなかったですが、結論から言うとなかなか楽しい演劇になっていてよかったです。素人さんとプロが競演するっていうことで、ちぐはぐなジグソーパズルみたいな演劇になっているかなと(失礼ながら)思っていたんですが、そんなことはなく、横田さんと他の三人のみんなが上手く溶け合っていて、でも横田さんがしっかりと他の三人を引っ張ってて、良い感じの空気でした。
また、手渡されたあらすじを読んだ時に「これは……原作の原形をとどめてないだろうな」と、もともとの原作を知っていて口出しもした僕としては思ったんですが、一番面白いなと思えるシーンがしっかり残っていたのもよかったです。これが「原作者冥利」ですかね。僕の場合は「原作に微妙に関わったもの冥利」ですけど。
ただ、中盤少し重くなってしまったかなっていうのは少しあります。本質的には重いテーマなので、そうなるのも仕方ないと思うんですが、個人的にその重さはメインではなく、「味付け」的なイメージを持っていたので、もう少し人情劇の部分はさらっとしててもよかったかもしれません。
……とはいうものの、付き添いと言う立場にしては面白い体験が出来たと思います。生で見る小栗旬はこれで三回目(偶然の音楽、お気に召すまま・再演、この公演)で、相変わらず同じ人間とは思えない格好良さでくらくらするんですけど、今回はわりとゆるい雰囲気で、電車で偶然出くわしたら話かけれそうな感じでした。
「演劇の面白さをもっと知ってもらいたい」って彼は言ってましたが、そういう意味では付き添いと言う立場にしろともかく演劇を見て、その面白さを知れた僕はわりとラッキーなのかもと思います。未だに一番最初に見た「偶然の音楽」という舞台のクールな演出は印象に残っているし。音楽や映画だけでなく、舞台に触れるもいいな、という気持ちです。
とにかく、原作を間近で見て、それがいろんな人の手で変わり、違うフォーマットで目の前に現れる、というあまりない体験ができたので、よかったと思います。あと、一番下の女の子の役の子が、本当に高校生っぽい高校生で、高校生っぽい(?)可愛らしさがあってよかったです。うん。


長男の感想は、的を射ていると思います(笑)。
そして私がここは入れてほしいと思ったところは、
演技指導が、ラブレター指導になっていましたが、
コワモテのおじさんが、小さなちゃぶ台で、少女と向き合いながら、
瑞々しい気持ちをふたり共有しながら、思いを馳せるところ。
あたたかくて微笑ましくて、青春のかけらはどんな人にも残っていて、
好きっていう感情は素敵なことなんだって・・・。
そこがしっかり入っていたので、長男が言うように、原作者冥利につきました(笑)。
小栗くん、本当にありがとうございました!
小栗旬のオールナイトニッポン」は宝物です。