風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

この世に真実はないというこの世の真実を

今日は幾分過ごしやすいです。
こなこさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
こなこさんが問い合わせてくださっていて、その返信をいただいたそうなのですが、
ハヤカワ演劇文庫より「アルベール・カミュ 1 カリギュラ」が、
9月下旬に発行される予定ということです。
担当者の方によりますと、
「現在、昨年11月の上演台本をもとに、訳者の岩切正一郎先生に、
訳文にさらなる磨きをかけていただいている段階です。
冒頭のセリフ"Toujours rien."のもつ重みが、
全体を通読して初めてわかる仕掛けなど、
カミュの構想をあざやかに再現した名訳です。」ということです。
ハヤカワオンラインはこちら。順次告知されるようです。
http://www.hayakawa-online.co.jp/
これは嬉しいですね〜!
"Toujours rien."は、「まだ何も。」でしょうか。
私が7月21日、22日に書き起こしたものの間違いもわかる気もしますが、
でも“上演台本をもとに〜さらなる磨きをかけて”ということなので、
あれは11月21日にシアターコクーンで語られた台詞ということでお許しください(笑)。
そういえば、先日私が「カリギュラ」を観ていたら、長男がちらちら観ていて、
この台詞をカミュは、どうやって書いたのだろうという話になって、
一字一句、考えながら書いたのか、それともスラスラ書いたのか、
戯曲としても、ちゃんと読んでみたいよねと言っていたばかりだったで、
本当に嬉しいお知らせでした。
そしてやっぱり生の舞台で観たかったと言っていました。
でもチケットが1枚の方が取れると判断したんですよね(ごめんね・笑)。
さてもう放送されていますよね。スカパー「小栗旬24時間密着」
どんな感じなのでしょう。感想を聞かせてくださいね。
私はご好意で、ダビングしてくださる方がいらっしゃいまして、
本当に感謝なのですが、また楽しみにしたいと思います。