風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

プラスアクト VOL.18

秋晴れの一日でした。
norikoさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
雀々さんのブログにも登場しています。
http://ameblo.jp/jak2/
イニシャルでしたね(笑)。
そして「+act 2008.VOL18」買ってきました。
表紙と、“巻頭特集 小栗旬を起こせ!”で、写真がカラー12ページ。
インタビューが4ページ、ぎっしり18000字。
小栗旬を更に深く知るための8つの証言で、4ページ。
小栗旬の役柄バロメーターから紐解く全仕事リストで、4ページ。
「クローズZERO 2 」現場レポート2ページ。
その8人の方の証言も、全仕事リストもとても細かく載っています。
ちょっと遠出して買ってきましたので(笑)、まだ写真と、
小栗くんのインタビューしか読んでいません。それだけで感想を書いてみますね。
写真、とっても素敵です!インタビューもとてもよかったです!
あの表紙の写真が涙とともに写っていただけに、
インタビューを読んで、またこちらも落ち込んじゃうかなって思っていましたら、
小栗旬を起こせ”というか、私も起こしていただきました(笑)。
今の小栗くんに対して、私が何を一番恐れていたかというと、
諦めてしまうことでした。
彼がいろいろなことを諦めてしまうこと・・・
それは大人になるということかもしれないけど、
彼の核の部分が揺らいでしまうと思ったんですよね。
インタビューを読んで、それは停滞している、迷っている、傷ついている、
今までにない経験もしている、戸惑っている、壁にもぶつかっているかもしれないけど、
でも抵抗してる小栗くんが、ちゃんといて、それが嬉しかった。
その結果が金髪というのも彼らしいかなって(笑)。
いたずらっこのような明るい彼も垣間見れて、
そしてインタビューする方が、あの「同級生。」の頃から、
小栗くんを知っている方で、私たちが今、疑問に思っていることを、
すべて聞いてくれるような感じのインタビューで、
読み終わった後、とても充実感がありました。
それから写真は本当に素敵でしたよ。
シーツの上での優しい涙、カーテンに寄りかかるように銜える煙草。
シャワー室、水滴、光、石の壁、鏡。
黒とグレーを纏うスレンダーな青年の、
少し濡れた、ほどけた糸のような金髪が、
けだるく絡みつくように、なんと美しく、色っぽかったことでしょう。
蜷川さん、白井さんに対して、俺を正しく怒ってくれる人だから、
あの現場に行きたいなってなるんだよね、と小栗くんが言ってくれたことも、
嬉しかったし、是枝監督とのドラマは実現することを願いたいし、
インタビューアーさんの、今までの話は、小栗くんが、いかに芝居をすることを、
大切に考えているかの裏返しという言葉も嬉しくて、
そしてインタビューの最後の言葉が、とてもよく小栗くんを、
表わしているなあと思ったので、その部分を書き出してみますね。
内容に触れますので、読みたい方だけお願いします。
繊細で優しくて、わがままで反抗的で、でも素直で可愛くて強い、
やっぱりこういう小栗くんが好きなんだなあって思いました(笑)。











本誌初の18000字インタビューが終了。
最後は、お母さんに怒られている息子のようだったねと男性にスタッフがもらすと、
「うちのお母さんが一番優しいよ」と、小栗旬は首をすくめた。
立ち去る背中が、以前より随分と大きく見えた。最強の敵・リンダマンに立ち向かう、
源治にリアリティーを持たせるため、更に体を鍛えたこともあるだろうが、
彼が背負うものや、立ち向かう壁の大きさが、その背中を作ったのだと思った。
彼の中では色んなことが、もう見えているような気がする。
それでもいつまでも“こんちくちょう”と反骨精神を持ち続けるのが小栗旬なのだ。
人が集まれば、末端のひとりにまで気を遣わずにはいられないくせに、
気を遣うあまり勝手に疲れて、勝手にもういいやと思うのも小栗旬で・・・
そんな自分を反省して落ち込んだりする、なんとも人間くさい人。
こんな人が日本で今、一番注目される俳優として走っている姿を、
捨てたもんじゃないと思い、眺めている。と同時に、
変に落ち着いたり、悟ったりせずに、自分もまだまだ尖っていたいなと、
人を熱くさせるのも小栗旬だ。